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東京UAEセンター

 









子宮腺筋症では血液中のCA125が上昇する。UAE後にCA125がどのように推移するかを調べてみました。UAE後1ヶ月で、腺筋症病変の梗塞範囲をN3(完全梗塞)N2(50%〜99%)N1(50%未満)としてそれぞれのCA125の推移をグラフ化してみました。 

子宮腺筋症におけるCA125

    子宮腺筋症の患者さんの約6割がUAE後に完全梗塞となり、この場合、CA125は正常化します。
         (2012年現在は技術的に向上しており完全梗塞率は78%になっています。)

  

   

 また、子宮腺筋症の患者さんの21%がUAE後に腺筋症病変部の50%以上の領域が梗塞となりCA125の低下 を認めました。

 

UAEにより腺筋症病変部が完全に梗塞となればCA125は急速に正常化する。したがって腺筋症に対する成績を向上されるためには、塞栓効果を上げるべく、塞栓物質を小さめにして強い塞栓を行うか、塞栓されやすい腺筋症に対して適応とすればいいことになる。