tell a graphic lie
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(2002.3.2)-1
昨日は飲みでした。渋谷のよいお店を二つも知ってしまった。はじめの店の隣もよさそうだった。収穫。値もそれなりだが、よし。手作り鞄のOUTLETなんて店もあった。青山の辺りはとても面白そうだ。今度散歩してみよう。いや、むしろあれはチャリか。そうだな、そうしよう。
(2002.3.2)-2
ときどき不思議に思うことはある。10年だかそこら先にいなくなるためになんで今からぶつぶつ言わなきゃあなんないんだろうか、馬鹿ではないかしら、100%そうできると決まったわけでもないのに、そんなに楽なようでもないのに。
(2002.3.2)-3
でも、死んでいった奴らはみんなそうしている。みんな、長いことぶつぶつ言って、ときどきわめき散らして、最後に、ほんとに、バイバイ。
(2002.3.2)-4
最後、にしかならない。
(2002.3.2)-5
「桜の園」、アンジェリーナにて読了。芝居の脚本は、多分はじめて。なかなか難しい。でも、太宰がこれを好きなのはちょっとわかる気はする。ぼくはそんなでもないけれど。切り出したい言葉もいくつかあったけれど、やめておこう。まだ、ちょっとよくわからないから。アンジェリーナでは店員のねぇちゃんと目があった時、思わず挨拶してしまった。あの店にもずいぶん馴れた。なんの気兼ねもなく、平気で途中で笑ったりしている。相変わらず、コーヒーのお代りとか、売上に貢献するようなことは何ひとつしないのだけれど。
(2002.3.2)-6
一度、夜も行ってみたいなぁ。
(2002.3.2)-7
vimのhtmlモードのカラー設定をいじる。ブラウザ通しちゃうと単色に近いここではありますが、ソースはカラフルに表示されるようになりました。わーい。あったかめの配色で、よろしく。やっぱりセンスはないけどね。
(2002.3.2)-8
ヤルキ : 0kg
(2002.3.2)-9
あまりもやる気がありませんので、つらつらネットにてニュースを読みふけり、そのコメントなどをだらだらと書き綴ってやろうかなどとも考えてはみるのですが、物事を、それを為しているひとでしか見ない、わたくしの偏った意見などをくどくどべらべらと書きまくるのはどうにもいやで御座いまして、いや、ほんと、たまにやっていて、まったくお恥ずかしい限りなのですが、それを意図的にやるというのはやはり大変に違和感があるものなので御座います。ときにネットの新聞は良いのか悪いのか、とにかくただなものですから、ひょいひょい巡回して各紙の社説などをつまみつまみしていると、 世間で言われております各新聞社のスタンスの違いなども、なるほどわかってきたりなどして、それなりに面白く、書きたくて仕様がないのですが、特にわたくし一年前まで実家におりましたが、そこで暮らしている間はずっと朝日のみでして、あれは考古学と失業率とフェミニズムと障害者と差別問題とが大好きでして、大勢をどうにかしようとするような話にはとりあえず反対、みたいなことを言う、野党根性の新聞で、じゃあそれなら一体どうしたいの、ときり返すと、そこはさすが新聞、それなりの答えを勿体ぶって言ってはくるのですが、素人頭でも少し冷静に検討してみますと、どれひとつとして現実的でない、理想、精神論ばかり語り続け、その果ての思考停止に陥っているのに、毎日毎日偉そうにべらべらと喋っているために、それすらわからなくなってきている、という気味の新聞でして、涙が出るほどアホらしく、悲しいのですが、うちの両親などはこれに完全に毒されており、理想ばかり語ってなんの役にも立たないことばかりが並べてある紙面を眺め、そのいくつかのわかるものに同調して、まるで鬼の首でも取ったかのように大仰に喋るもんだから、憐れで憐れで、ついついわたくしも笑って、そうだね、などと言い、そんな中で日々暮らしていますと、次第にわたくし自身もそのようなパターンに馴れっこになってしまいまして、ああ、世の中間違ってる、などといっぱしの考えなどを持ったような気になりまして、近くのものにそれを知らせたく思うようにまでなり、5分も10分もあるような演説を打とうと、勇んでさぁ口を開けた瞬間、どこからか今までの自分の為してきたことがこと細かに書かれた紙が小さく丸められうまい具合に口へと投げ込まれて、見事に喉をふさぎまして、声を発することができなくなり、花粉症で鼻もふさがっているためついでに呼吸まで困難になりまして、すいません、すいません、そうでした、ぼくはそんなことを喋ってはならないのでした、許してください、これを取り除いてください、後生ですから、お願いしますよ、と喋れないものですから泪目もみ手で訴える有様、まことに情けなく、恥ずかしく、こんな思いはもういやだ、おらもう何もしゃべらねぇだ、などとそのときは硬く決意するのですが、哀れわたくし生来の馬鹿でありまして、それから2週間も過ぎますと、その情けなさの記憶も早や薄れ、掠れ、どこにあるかもわからなくなってきまして、またもやこうして書きたくて仕様がない、というようなこころもちになってきてしまうので御座います。この辺りの性質はもうほとんどわたくし自身ではどうしようもないものでして、アルコールなどに関しましても、同じようなことが当てはまることが確認できたりするような次第で、やはり馬鹿は死ななきゃ直らねぇ、なんて思いつつ、こうして米焼酎をちびちびやりながら書きなぐっているわけで御座います。ああ、ここに、こないだあなたに口から取り出していただいた紙片が御座いますが、どうしましょうか、ちょっと広げて見てみましょうか。。。ええと、なになに、○月×日何時何分何秒、、、ギャッ、
(2002.3.3)-1
読書メモモメ。。。

魯迅、ひとつめ「狂人日記」のみ読み。人食い、について、4000年、について。優。

ヒトラー「我が闘争」開始。特優。切り口素晴らしく、分析、解剖の目鋭く、また、実体験に基づいており、飲み込みやすい。しかし、その結論に常にどこか飛躍がある。それまでの部分が結論を導くための理由に全くなっていない。始めに確信があり、他の部分はただもっともらしく長々と喋っていればいい、とでも言わんばかりだ。教科書のように、太字でそれは書かれているが、どう読んでも、前後からは完全に独立しているように見えるものが80ページ読んだだけだが、いくつもある。口述筆記のためでもあるだろうが、おそらくはやはり自分でも表現しきれていない、素晴らしく直感的な回路があるのだろう。それは全部読めばわかるものなのか、そうでないのか、当然のことながらまだわからない。ただ、とにかく、出来はよいものであるような気がする。

「マイン・カンプ」に散在するこれらの言葉のうちで、著者によって強行され、大衆のうちに実証されなかった言葉は一つもない。

彼には、言葉の意味などというものが、全く興味がなかったのである。プロパガンダの力としてしか、凡そ言葉というものを信用しなかった。

この2点を常に片隅に置きつつ読めたらよいと思う。とりあえず、今のところ、ユダヤ人をぶっ殺さなければならない理由、民族主義、国家主義者にならなければならない根拠は体験としてしか語られていない。「私は確信した。」で突然に始まる。現状に対する分析は実に素晴らしいと思うが、それに対する回答として、なぜそうなるのかはほとんど理解できない。なぜドイツ人だけにならなければならないのか、しなければならないのか。君の見た社会主義者が愚かなのは、なるほどそうであろうが、それを民族主義に置き換えるとそれは変化するものなのか。君はそうだ、ドイツ民族としての誇りが、その無智、愚かさを補うものになるのだ、と言っているようだが、いまいちはっきりとしない、そうとは思えない。実際、そうでなかっただろう。だから、ぼくとしては、「ただ、君がそうしたかったのだろう。」としか言いようがない。そう、それで別に構わないのだ。いや、構わないというのは正しくないな。ぼくにはどう仕様もない。それだけだ。

(2002.3.3)-2
ひとつ付け加えておかなければならないのは、その飛躍する結論にぼくも直感的、かどうかは判然としないけれど、とにかくすぐさま同意するものがいくつかあるということだ。
(2002.3.3)-3
小谷美紗子、アルバムが出来上がったようです。やた、「僕の絵」が入ってる。ラス2だ。そうね、確かにあれはラス2な曲ね。どうでもいいんだが、そろそろねぇちゃんだけしか聴かないというのもきつくなってきてるんですけど、どうしたもんでしょう。何か買ってくるにしても何がいいのかわかりません。なんで、ここは180度回転することに致しまして、卓球先生を聴くことに致しましょう。では、発売、楽しみにしております。
(2002.3.3)-4
今日はメモだらけ。えの続きを、予定通り大鎌をかくがサイズ大きすぎ、ボツる。が、ノリは良かったため、そのままかき続ける。せっかくなので、indexにしてしまおうと思う。紙が換わってから、多少筆圧が強すぎるようで、滑らかな線が引けなくなっている。もう少し手加減してやって、取り込み時に補正する方向で是正のこと。
(2002.3.3)-5
ええと、ぼくは結構あのテロに関して、実に偏った、しかもころころと入れ替わるコメントをぽつぽつしていますが、あの感じ、あれが延々と続く感じ。-sample-1-2-3-4-当然これよりも詳細にそれらしく書かれているんですが、こういう感じ。まず始めに結論ありき。
(2002.3.3)-6
いや、それはちょっと言い過ぎだなぁ。なめすぎ、失礼だ。でも、特優、というのも言い過ぎだ。本自体は良か、優マイナーか、そんくらいかな。でもよー、やっぱよー、ハーケンクロイツがよー、600万が、、、600万!?その辺のいっぱしの国賊、大悪党、大独裁者の二桁上だもんなぁ。意味わからんよ。
(2002.3.3)-7
ふふーん、ぶったごっやそーじー♪まだ、紙の分の、よんぶんのいちー♪いつおわるんだー♪めんどくさーいー♪(超音痴)
(2002.3.3)-8
太宰のにそっくりのやつ発見、こんなの書いてたんだ、おれ。こりゃあ、いい。これを組み直せば、「思い出」と同じのが出来上がるぞ。さすが、昔のおれ、今よりよっぽどわかってる。なんと、ノート8ページもあるぞ。あら、はなし自体はぼくのことじゃないや。 どこぞの駅で刃物やらバットやら振り回したガキがいたが、あれの話みたいだ。そういえば、書いた記憶がある。うん、実にいいものを見つけた。今じゃ、あんなやつのことなんて面倒くさくて書く気も起きないけれど、組み直すくらいはやってもいい。ああ、また、やることが増えた。やれやれ。
(2002.3.3)-9
なんだ、組みなおす必要ないじゃん。「思い出」とも違うみたいだけれど、ふーん。だいたいそのまま写せばよさそうだ。ラストだけ変えて。そのうちやるよ。
(2002.3.4)-1
仕事がなくて暇している同期に勤務時間中にCGIを作らせることに致しました。彼はとても優秀なので、ぼくが書くよりもスマートなコードになることでせう。がんばれ東大、頼むぞ東大。そんなことよりも、うちのサーバの規約をよく探してみたら、CGI不許可だった。どっか置かせてくれるところを探さなければ。まぁ、とりあえず会社でいいけど。ということで、これから仕様書をかりかり書きますんで。
(2002.3.4)-2
仕様書もいいですが、サンプルが何よりでしょうということで。サンプル作りも。これをぐりんぐりんやるんだよー。
(2002.3.4)-3
滝沢ハムの社長が山の中の橋から飛び降りたそうだ。愚かなりと笑うことなかれ、長大息することなかれ。会社の経営とはそのくらいの覚悟を持ってやるべきことである。云百人の日々の生活に関わる決定を、行動をするということは、そういうことだ。赤字がいくらだからとか、借金がいくらだからとか、そういうことは外面に過ぎない。重要なのは、そういう立場にありながら、満足な行為を為すことができなかった、この事実である。経営者は、必要十分な行為を過不足なく為さねばならない。これは、義務である。その義務に対して、死をかけて臨む、というのは別に不思議なことではない。だから、人の100倍の給料をあげてもいいと、ぼくは思う。
(2002.3.4)-4
それから、残党狩りが最終局面に入っているようですね。ようやく決闘らしい戦闘になってきたようです。アパッチが、ガンシップがきっとひとりひとり撃ち殺しているのでしょう。50人死ぬ間にようやく一発のランチャーをその憎むべき鋼鉄の虐殺者を叩き落す、というような状態なのでしょう。根絶やしには、それ相当の犠牲がいるものであります。ひとりひとり撃ち殺さないといけないのであります。そういう距離でやらなければならないのであります。
(2002.3.5)-1
きょうもぼそぼそと仕様作り。使用言語が確定していないので、あんまり細かいとこまで書けない。Java使うなんて言ってやがる。やめてぇ、ぼくちんがいじれないじゃない。って、お前もやれってな。へいへい。
(2002.3.5)-2
誠実に悪魔と成る。
(2002.3.6)-1
What can I do for.... for...........
(2002.3.6)-2
発作的に笑顔が見たくなった。君は隣にいた。よかった。(ジャンク)
(2002.3.6)-3
見通しの立たない。日は常に。
(2002.3.6)-4
責める手。断崖の前で、滑り上がる風を捉えたいと思った。陽はその先、真上にある。
(2002.3.6)-5
深夜からぼつぼつ低い音を立てて降っていた雨は今は弱り、霧のようにときどき浮き上がったりしていた。雨雲が低く薄く延べられて、朝日はカーテンのように遮ぎられ暖色を失い、ただ青白く、濡れた街並を照らしている。ドアを開けて外へ出ると、呼吸が湿っていた。アパートの軒の隅に張られたすかすかした蜘蛛の巣の下半分に水玉がぽつぽつ付いている。もうじき、上がるだろう。傘は持ってゆかないことにした。湿ったアスファルトと交互に出される両足を眺めて歩く。途中の角で顔を上げると、そこから曲がってきていつも数十歩前を歩いているはずのひとが今日は歩いていない。それでか視界が少し広い気がして、何か少し遠い気がした。シャッターの閉じられたパン屋の前で、煙草を取り出して、一度立ち止まって火を点ける。追い抜いてゆく数人の背中。歩き出すことを一瞬躊躇った。空は吐き出す煙と同じ色をしている。ぼくの顔。青白い朝だ。駅に着くまでに上着が湿っぽくなっていた。風邪でもひいたのだろうか。いや、好きなひとに会いに行くからだろう。きっと。音が薄くなっていた。
(2002.3.6)-6
ロマンチストだと。マロンチストとでも。モンブラン。
(2002.3.6)-7
ぼくはぼくの一部だと思われるものを君に見せた。確かに君はそれを逸らさなかった。しかし、一秒にも満たなかったが、はじめの君の表情を、ぼくはあるいは期待していたのかもしれない。やはりぼくは了うことにした。
(2002.3.6)-8
手の平にのせてじっと見ていると、その雪の結晶はじわじわと成長した。
(2002.3.6)-9
トマトで煮込んだミートパイ。血の臭い。血の臭い。血の臭い。
(2002.3.6)-9
綺麗なおねいさんはス、はい、ダイスキです。
(2002.3.6)-10
君が束ねて捨ててしまおうとしたもの。いや、むしろぼくはそんな君のほうを先に。
(2002.3.6)-11
ベルトコンベヤーから吐き出されてくるものに総てぼくの名前を書き入れ、唾をつけた。早いもん勝ち、やったもん勝ちである。一日一日、それだけをただ平淡とし続けた。山もできる。海ほどの広さにもなる。よってあなたの口にももうきっと入っている。ぼくのものだ。弁償を。ほら、弁償を。冗談でない。さあ。どうやって払ってもらおうか。カラダ?身体、空だ。さあ、どうやって。そうだな、切出すというのはどうだろう。君の誇りみたいなものを。とろけるうまさ、というやつだろう。
(2002.3.6)-12
少し賢くなりすぎた。馬鹿だと気付いてしまった。
(2002.3.6)-13
傷付けないと休めないひと。
(2002.3.6)-14
葉のつくり。
 葉身、葉柄。(本体、茎(落ち葉でくっついてくる部分、かな。))
 中脈、側脈。(真中の葉脈、枝の葉脈。)
 托葉。(葉柄の根元についてる飾りみたいなもの。こんなんあるもんなのか。)
葉の形。
 ・楕円形(下膨れ。) ex:ヤマガキ
 ・卵形(上下左右対称。) ex:クスノキ
 ・へら形(上膨れ。) ex:スベリヒユ
 ・腎形(腎臓形(実際の腎臓の形、知らないけど、こんなもんなんでしょう。横長団扇。)) ex:ユキノシタ
 ・心形(逆さのハート型。) ex:ドクダミ
 ・披針形(楕円形のスリムさん。) ex:ウラジロガシ
 ・倒披針形(へら形のスリムさん。) ex:イチイガシ
 ・線形(ガリガリ。) ex:イヌマキ

(2002.3.7)-1
芽吹く。あたたかい冬だった。そのぶん育て、早枯れするのではなく。
(2002.3.7)-2
葉の基部の形
 ・くさび形(普通の葉。) ex:イノコズチ
 ・切形(葉柄から直角に葉身が広がる。くさび形の葉を途中で切ったような形だからか。) ex:イタドリ
 ・耳形(両側、耳たぶみたい。葉柄から下に戻る。) ex:ウマノスズクサ
 ・矢じり形(やじりでなかったら、プロペラのような、とでも。) ex:オモダカ
葉のふちの形
 ・なめらか(全縁)(普通の葉。) ex:マテバシイ
 ・波状(sin波。頂点なし、に見えるようなものか。) ex:カシワ
 ・ぎざぎざ(鋸歯)(説明まま。) ex:ガクアジサイ
 ・複雑なぎざぎざ(重鋸歯)(しその葉などもこれか。説明まま。) ex:オオシマザクラ
 ・ぎざぎざ(歯牙)(波状の頂点があるくらいの振幅、周期。) ex:ミズナラ
 ・複雑なぎざぎざ(欠刻)(上記三ぎざぎざ(この形容もどうかと思うが)の複合。ノーコメントで。多分、学者もノーコメントにしたかったのだろう。休むな!遅刻をするな!会議に出ろ!て、違うか。) ex:カラコギカエデ

(2002.3.7)-3
けっこく [欠刻] @かけ。きざみ。きだ。A(生)葉の縁にある大きなきれこみ。
広辞苑

(2002.3.8)-1
 わたくしが小谷美紗子氏を知りましたのは、実は加入していますプロバイダ、Usenのコンテンツで氏のライブを見てことなのでございますが、先日このUsenがコンテンツやらサービスやらに関するアンケートなどを行いまして、丁度わたくし、氏を紹介して頂いたり、調子の悪くなったモデム修理なども面倒くさがらず、こんなむさくるしい部屋で、お茶の一杯も出しませなんだのに、昼飯時に一時間以上も黙々とこなして頂き、しかも、そのモデムの故障の原因はおそらく、わたくしが掃除の際に掃除機で構わず、ばかばか殴りつけてのことだと、わたくしはひそかに確信して居りまして、大変に申し訳ないことだと悔いていましたことろでもありまして、このプロバイダに少なからず好意及び感謝の念を持って居りましたため、また、氏がここに紹介されましたのは、氏を非常に好きな社員の方の推薦によるものであると、紹介文かどこかに述べられて居りましたので、このような機会を利用してのことではありますが、この方にも、是非一言、つたないながらも感謝の意を表したいと欲しまして、アンケートにお答えさせて頂こうと意を決し、アンケートへの書き込みを始めたのでございました。しかしながらわたくし、感謝の伝え方など、とんと存じませんので、仕方なく、私事ではございますが、この発見が2,3年越しのことであり、とても嬉しく思っていることや、その経緯のいちいちなどをできるだけ順を追い、こと細かく、一読して判って頂けますようにお祈りしながらいじいじと書き綴り、それをアンケートのコメントとして付加して送らせて頂いて居りました。
 それからもう20日ほど経って居りまして、そのようなことを致しましたことなどはもうすっかり忘れていたのでごさいますが、本日部屋に戻り、トイレの便器に腰掛けながらヒトラーの歴史、政治の考察に感嘆しておりますと、部屋の前にトラックの止まる音が致しまして、すぐに部屋の呼び鈴がなり、わたくしははいるひとらを中断して、慌ててトイレを出て部屋のドアを開けましたところ、なにやらものものしい小包を頂きまして、それがUsenからのものであったのでございました。それでもわたくし、すぐには気が付きませんで、モデムをまた新しいものに取り替えたりなどしなくてはならないのかなどと考え、溜息混じりに封を開けますと、PCカメラなどというみょうちきりんなものが入って居りました。それでやっとアンケートに答えたことと、その景品がこのPCカメラであったことに気が付きまして、只今苦笑していることろでございます。
 わたくしはやはりこれを使うべきなのでございましょうか。
(2002.3.8)-2
ちなみにこのPCカメラなるもの、USB接続の動画カメラでございまして、今回の送付にはこれにマイク付きヘッドフォンも付属しておりまして、どうやらテレビ電話、テレビチャットなどを実現するのがその主な用途であるようでございます。即ちこれ、わたくしに最も似つかわしくない代物ものでございまして、それゆえ処置に窮しているのでございます。
(2002.3.8)-3
生産中止。
(2002.3.10)-1
 好日。春とは。自転車で真中の方へ行く。驚くほど静かな日。メインストリートから50m離れた路地。ベランダいっぱいに置かれた鉢植えの花。開け放たれた窓のいくつかからのぞく天井、照明、壁にかけられた絵、食器棚。穏やかな影。車の下に隠れたねことじゃれる女のひと。あくびをしている小ぢんまりとした画廊の受付嬢。歩道までホースを引っ張ってきて雑談しながらコンロの掃除をしている飲み屋の親父。愛車の洗車。休んでいる店。おしゃべりしながら歩く二人連れとぽつぽつとすれ違う。笑顔、余所見、探検、お散歩、午後の陽の。好好日。
 駅から少し離れた喫茶店やイタリアレストラン。まだ幾分早めに傾き始める黄色の陽で染まった屋外のテーブル。パラソル。恋人、友人、家族。おしゃべり。コーヒー、パスタ。笑ってしまうような、そよ風。そのひとつの前を通りかかったとき、葉加瀬太郎らしきひとがふんぞり返って、コーヒーを飲んでいた。人違いかも知れないけれど、場所が場所だけに本人のような気がした。となりに座っていた女性が嫁さんかどうかまでは確認せず。その向こうに梅がピンクに咲いている角があって、そこに昔ながらの文具屋兼駄菓子屋兼パン屋があったから。そこの横断歩道が真っ白に光っていたから。ときどき立てられている地図。南青山。脇に止まったタクシー、昼寝。ロックな恰好をしたパパが公園で息子と娘をブランコで遊ばせている。ねぇちゃんはベンチで読書。片手にスタバのアイスコーヒー。花壇に花を植えましょう。東京には花の束を。東京だからこそ。花を。
 いつの間にか迷い込んだ青山墓地で花粉症を頂いた。くしゃみ、とまらねぇ。鼻もちょっと出てきちゃった。墓はよく晴れた日に行くのがいい。芝、墓石、花、木々、石畳。表参道はわかもんでごった返していた。ギャラリー、撮影、インタビュー。ウィンドウショッピング、お茶。ぼくは自転車だから、この流れは苦手。すぐにばいばい。ちょっとの上り坂、下り坂、平坦な街。高いビルはまだ作りかけで、てっぺんにクレーンがささっている。一瞬途切れる車の流れ。無音。止まる、街。痩せた猫。遠ざかるスプリングコート、ひとつ。
 この街も速度、速いばかりではやっていけない。緩めるその一瞬に見せる表情の。営むということ。まどろむ空。少し許せ、スモーキング、アイムノットクリーン。アイリブイントーキョー、アイブリーズ、ヒア。ぶひー。立ち止まって、そして次へ。春。

(2002.3.10)-2
言葉、必要ですか?
(2002.3.10)-3
 おやすみのおしらせ。
 ここの更新をおやすみします。しばらくか、ずっとか、はよくわからないんですけど。
 ブタ小屋掃除をまじめにやらないといけない。ネタも尽きてしまって、何も書けないことだし、ときどきCGIがどうのと言っていますが、そっちのための作業が結構な量で、それをやらないとなりませんということで。
 そういうわけで、数ヶ月の間ではありましたが、覗きに来てくださっている方々、ありがとうございましたです。別に辞めてしまうわけではないので、ときどき愚痴らしきものがぽつぽつ載るようなことがあるとも思われますが、とりあえず、おやすみでございますです、はい。


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