フルートの音の出し方(5)

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息の可視化

フルートが難しいのは、息が見えないから。
なので、息を可視化すれば大きな助けになると考えた。
そのために、煙を使うのが現実的だが、タバコは使いたくないし線香では少なすぎ
ドライアイスも扱いにくい。と思っていたら電子タバコVIPEがあったのでこれを使ってみた。
ミントと甘味料だからそんなに害はないだろう。主に口に含みあまり吸い込まない様に。
でやってみたら、音が出ない。
原因は、煙を口に含んだら待機時の口の形が変わるので鳴らしにくいのと、
煙で空気の粘性が減り、鳴らしにくく、鳴っても高い音にシフトする様に思う。
ベストな鳴らし方は出来ないが、煙を使っても鳴らす事は出来たので鳴ったときの
状態を見て行く事にする。
ラフに吹いたが、息がスプリットしている。
唇をある程度横にピンと張る必要があるので、それをしていないだけか、
誰でもそういう傾向があるのか、生まれつきなりやすい人があるのか、
今回は、下唇を噛んでしまってしこりが出来ていたのでそれが原因か。
それほど大きな問題に感じていないので原因は、追求していない。
確かに、フルートに限らず上手い横笛奏者で、正面を避ける人をわりと見かける。


次に、ベットボトルを吹いたときを見てみよう。
吹き戻しの息によって、吹いた息の方向が上に変えられているように見える。
ペットボトル内に入る息の量で、方向が大きく変わるので、
これがエアリード形成に関係している様に思う。


フルートを吹いたとき、息は、開口端の方にも流れるだろうか。
吹き方にもよるだろうけど、ほとんど出てこない。


今回の成果は、これだろう。
フルート指導者に、穴に息を吹き込むと表現する人が居る。
確かに、穴に空気が入らないと音が出ないのは確かだ。
初心者に穴に空気を入れるといっても、跳ね返されて空気が入らなかったり
穴の中央を狙って息を吹いても音が出ないので、エッジで切る様に空気を穴に入れると思っていた。
しかし、これを見るとエッジから少し離れた位置に息を入れている。
エッジで息を切るイメージで出した音は、荒れる様に思っていたが・・・
楽器と唇だけ見ると、エッジに向けて息を出している様に見えるが、かなり下向き。