【 ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell 】

ジョニ・ミッチェルは１９４３年生まれで本名はロバータ・ジョーン・アンダースン．
１９６５年のプロ・デビュー前後にフォーク・シンガーのチャック・ミッチェルと結婚して以降ジョニ・ミッチェルを名乗っている．
ジョニ・ミッチェルは、歌手として以上に作曲家として注目され、１９６８年にはジュディ・コリンズ / Judy Collins が "Both side now" を大ヒットさせた．
１９６９年に開かれたウッドストック・フェスティヴァルのために "Woodstock" を作曲し、翌年クロズビー・スティルス・アンド・ナッシュのヒットとなった．

また、"Woodstock" は、第２期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention を脱退したイアン・マシューズ / Ian Matthews が１９７０年にマシューズ・サザーン・コンフォート / Matthews Southern Comfort でヒットさせた．

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention はジョー・ボイド / Joe Boyd の紹介でジョニ・ミッチェルの曲を６曲録音している．

　"Chelsea morning" （ジュディ・ダイブル / Judy Dyble の時期）

　"Both side now" （ジュディ・ダイブル / Judy Dyble の時期）

　"I don't know where I stand" （ジュディ・ダイブル / Judy Dyble とサンディ・デニー / Sandy Denny の両方）

　"Marcie" （サンディ・デニー / Sandy Denny のみ）

　"Night in the city" （サンディ・デニー / Sandy Denny のみ）

　"Eastern rain" （サンディ・デニー / Sandy Denny のみ）

ジョニ・ミッチェルは１９６８年９月にロンドンを訪れ、９月２８日にはロンドン / ロイヤル・フェスティヴァル・ホールのコンサートでフェアポート・コンヴェンション、ジャクソン・Ｃ．・フランク / Jackson C. Frank、アル・ステュワートとともに出演している．

このペイジで紹介しているアルバム．

　− 『Joni Mitchell : Song to a Seagull (LP/1968 → CD/1987)』

　− 『Joni Mitchell : Clouds (LP/1969 → CD/1987)』

　− 　Unreleased by Joni Mitchell

『Joni Mitchell : Song to a Seagull (LP/1968 → CD/1987)』

ジョニ・ミッチェルのデビュー・アルバム．
メンバーは、
　− ジョニ・ミッチェル （Joni Mitchell、ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、アコースティック・ギター、ピアノ、バンシー）
　− ステファン・スティルス （Stephen Stills、ベイス・ギター）
　− リー・キーファー （バンシー）
　− デイヴィッド・クロズビー （David Crosby、プロデュース）
ほとんどの曲がアコースティック・ギター２本の伴奏で、もしかすると、ジョニ・ミッチェル以外にステファン・スティルス / Stephen Stills かデイヴィッド・クロズビー / David Crosby が弾いている 可能性があるが詳細は不明．

Ａ面
1) I had a king [Joni Mitchell] (03:34)
2) Michael from mountains [Joni Mitchell] (03:38)
3) Night in the city [Joni Mitchell] (02:27)
4) Marcie [Joni Mitchell] (04:31)
5) Nathan la franeer [Joni Mitchell] (03:14)

Ｂ面
1) Sisotowbell Lane [Joni Mitchell] (03:58)
2) The dawntreader [Joni Mitchell] (04:57)
3) The pirate of penance [Joni Mitchell] (02:41)
4) Song to a seagull [Joni Mitchell] (03:47)
5) Cactus tree [Joni Mitchell] (04:35)

Ａ面
3) Night in the city [Joni Mitchell] (02:27)

◇

ジョニ・ミッチェルのリード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、アコースティック・ギター、ピアノとステファン・スティルス / Stephen Stills のベイス・ギター．

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第２期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [02] は１９６８年６月１８日録音・６月２６日放送のＢＢＣ （David Symonds Show） で演奏していて、次のＣＤに収録されている．
　− 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1995)』 ［？海賊盤］
　− 『Ashley Hutchings : The Guv'nor Vol.3 (CD/1995)』
　− 『Fairport Convention : A Lasting Spirits - The Collection (3CD/2005)』
　− 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

4) Marcie [Joni Mitchell] (04:31)

◇

ジョニ・ミッチェルのリード・ヴォーカル、アコースティック・ギターの二重録音．

◇

第２期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [02] は１９６８年６月１８日録音・６月２７日放送のＢＢＣ （David Symonds Show） で演奏している．
次のＣＤに収録されている．
　− 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1995)』 ［？海賊盤］
　− 『Ashley Hutchings : The Guv'nor Vol.3 (CD/1995)』
　− 『Fairport Convention : A Lasting Spirits - The Collection (3CD/2005)』
　− 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

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『Joni Mitchell : Clouds (LP/1969 → CD/1987)』

ジョニ・ミッチェルのセカンド・アルバム．
ジョニ・ミッチェルひとりでヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、アコースティック・ギター、プロデュース （ポール・ロスチャイルドによる "Tim angel" を除く） をこなしている．

Ａ面
1) Tin angel [Joni Mitchell] (04:06)
2) Chelsea morning [Joni Mitchell] (02:30)
3) I don't know where I stand [Joni Mitchell] (03:10)
4) The song abut the Midway [Joni Mitchell] (04:33)
5) Roses blue [Joni Mitchell] (03:47)

Ｂ面
1) The Gallery [Joni Mitchell] (04:06)
2) I think I understand [Joni Mitchell] (04:22)
3) Songs to aging children come [Joni Mitchell] (03:03)
4) The fiddle and the drum [Joni Mitchell] (02:45)
5) Both sides now [Joni Mitchell] (04:30)

2) Chelsea morning [Joni Mitchell] (02:30)

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ジョニ・ミッチェルのリード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、アコースティック・ギター．

◇

ジュディ・ダイブル / Judy Dyble がリード・ヴォーカルだった第１期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [01] は 『Fairport Convention : Fairport Convention (LP/1968)』 でカヴァーしている．

3) I don't know where I stand [Joni Mitchell] (03:10)

◇

ジョニ・ミッチェルのリード・ヴォーカル、アコースティック・ギター．

◇

ジュディ・ダイブル / Judy Dyble がリード・ヴォーカルだった第１期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [01] は 『Fairport Convention : Fairport Convention (LP/1968)』 でカヴァーしている．

◇

第２期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [02] はサンディ・デニー / Sandy Denny が参加してはじめて出演したＢＢＣ （１９６ ８年５月８日録音・６月２日放送のTop Gear で演奏していて、次の カセット・ＬＰ・ＣＤに収録されている．
　− 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (CAS/1976 → LP^Ｖ·CD^Ｖ/1987 → CD⁺/2002)』
　− 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

5) Both sides now [Joni Mitchell] (04:30)

◇

ジョニ・ミッチェルのリード・ヴォーカル、アコースティック・ギター．

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第１期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [01] が１９６７年に録音したしたデモ・テイプが、次のＣＤに収録されている．
　− 『Ashley Hutchings : Ashley Hutchings : Guv'nor 4 (CD/1996)』
　− 『Fairport Convention : A Lasting Spirits - The Collection (3CD/2005)』

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ジュディ・ダイブル / Judy Dyble がゲスト参加した１９８１年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival で再び演奏していて、次のＬＰ・ＣＤに収録されている．
　− 『Fairport Convention : Moat On The Ledge - Live at Broughton Castle (LP/1982 → CD/2003)』
　− 『Fairport Convention : Across The Decades (2CD/2003)』

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ジョニ・ミッチェル自身の演奏が発表されていない曲 Unreleased by Joni Mitchell　

Eastern rain [Joni Mitchell] (03:36)

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"Eastern rain" はジョニ・ミッチェル自身の演奏は発表されていない．また、フェアポート・コンヴェンション以外のアーティストがカヴァーした記録もない．

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サンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーは、次のＬＰ・ＣＤに収録されている．
　− 『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays (LP/1969 → CD/1990 → CD⁺/2003)』

◇

ＢＢＣでは１９６８年８月２６日録音・９月１日放送のTop Gear で、次のカセット・ＣＤに収録されている．
　− 『Richard Thompson : Doom and Gloom From The Tomb (CAS/1985)』 ［×限定発売 / 完売］
　− 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1994)』 ［？海賊盤］

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２００６年６月１３日登録
２００８年６月１１日更新