リチャード・レスター / Richard Lester 監督作品A Hard Day's Night (邦題 : ビートルズがやってきたヤア!ヤア!ヤア!)≠ナジョージ・ハリソン / George Harrison がリッケンバッカーの12弦電気ギターを弾いているのを見たジム・マッギン / Jim McGuinn は、映画館の帰りに楽器店により12弦電気ギターを購入し、彼らの演奏に取り入れた.
【 Mr. Tambourine Man 】
1965年1月20日にデビュー・シングル盤 "Mr. tambourine man [Bob Dylan]" / "I knew I'd want you [Gene Clark]" を録音、4月12日に発売、6月26日には "Mr. tambourine man [Bob Dylan]" が全米ヒット・チャートで1位となる.
ジーン・クラーク / Gene Clark とジム・マッギン / Jim McGuinn のユニゾンにデイヴィッド・クロズビー / David Crosby が3度・5度を行き来するハーモニーを重ねる独特のヴォーカル、ジム・マッギン / Jim McGuinn の 「キューン!キューン!」 という音色の12弦ギター、変則リズムを刻むデイヴィッド・クロズビー / David Crosby のリズム・ギターが特徴となる.
"Mr. tambourine man [Bob Dylan]" / "I knew I'd want you [Gene Clark]" の録音のときに、ジム・マッギン / Jim McGuinn は12弦電気ギターを弾くことができたが、リズム・ギターのデイヴィッド・クロズビー / David Crosby は電気ギターを弾いてまもなく、クリス・ヒルマン / Chris Hillman もベイス・ギターを弾いてまもなく、マイケル・クラーク / Michael Clarke もドラムズ・セットを叩いてまもなくの状態だったので、リオン・ラッセル (Leon Russell、キーボード)、ジェリー・コール (Jerry Cole、リズム・ギター)、ラリー・ネクテル (Larry Knechtel、ベイス・ギター)、ハル・ブレイン (Hal Blaine、ドラムズ) の4人がサポートしている.
LPの録音ではこの2曲を除いてザ・バーズ / The Byrds のメンバーが演奏している.
この前後に、ジュディ・コリンズ / Judy Collins が所属していたエレクトラから "Please let me love you [Gene Clark, Harvey Gerst & Jim McGuinn]" / "Don't be long [Gene Clark, Harvey Gerst & Jim McGuinn]" をザ・ビーフイーターズ / The Beefeaters の名前で発売している.
【 エレクトリック・フォーク / Electric folk 】
1965年6月26日に、ザ・バーズ / The Byrds の "Mr. tambourine man" は全米ヒット・チャート1位となった.
7月25日のニュー・ポート・フォーク・フェスティヴァル / New Port Folk Festival でボブ・ディラン / Bob Dylan 自身が電気ギター弾き、マイク・ブルームフィールド (Mike Bloomfield、リード・ギター)、アル・クーパー (Al Kooper、オルガン)、バリー・ゴールドバーグ (Barry Goldberg、ピアノ)、ジェローム・アーノルド (Jerome Arnold、ベイス・ギター)、サム・レイ (Sam Lay、ドラムズ) の伴奏で "Maggy's farm [Bob Dylan]" / "Like a rolling stone [Bob Dylan]" / "It takes a lot to laugh, it takes a train to cry [Bob Dylan]" の3曲を演奏し、客席からブーイングを浴びる事件が起きる.
しかし、アコースティック・ギターを電気ギターに置き換えたザ・バーズ / The Byrds の "Mr. tambourine man [Bob Dylan]" / "Turn! Turn! Turn! [Pete Seeger]"、アコースティック・ギターを残してはいるもの12弦電気ギター、ベイス・ギター、キーボード、ドラムズで伴奏するスタイルを確立したフォーク歌手でダンヒル・レコードのアレンジャーのP.F.スローン / P. F. Sloan が作曲したバリー・マクガイア / Barry McGuire の "Eve of destruction [P. F. Sloan]"、同じアコースティック・ギターを残してはいるもの12弦電気ギター、ベイス・ギター、ドラムズで伴奏するサイモン・アンド・ガーファンクル / Simon and Garfunkel の "Sound of silence" とエレクトリック・フォーク系の曲の全米ヒット・チャートでの1位が続き、エレクトリック・フォークが市民権を得る.
なお、P.F.スローン / P. F. Sloan がバリー・マクガイア / Barry McGuire のバッキング・コーラスに起用したザ・ママズ・アンド・ザ・パパズ / The Mamas and the Papas は1965年11月に "California dreamin'" を発売している.
【 創設メンバー / Foundation members 】 ジーン・クラーク (Gene Clark、1944年11月17日生まれ・1991年5月24日没、ヴォーカル、タンバリン、ハーモニカ) |
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グループの結成に参加した.
1966年に脱退し、ディラード&クラーク / Dillard & Clark を経てカントリー系のソング・ライター / シンガーとして活躍をしたが、1991年に亡くなった.
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ジム・マッギン (Jim McGuinn、1942年月7月13生まれ、リード・ギター、バンジョー、ヴォーカル) |
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グループ結成から1973年のグループ解散までリーダーとして留まった.
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デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、1941年月8月14生まれ、リズム・ギター、ヴォーカル) |
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グループの結成に参加した.
1967年に脱退し、ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell のデビュー・アルバム 『Joni Mitchell : Song to a Seagull (LP/1968 → CD/1987)』 のプロデュースを経て、バッファロー・スプリングフィールド / Buffalo Springfield を脱退したステファン・スティルス / Stephen Stills、ザ・ホリーズ / The Hollies を脱退したグラハム・ナッシュ / Graham Nash と 「クロズビー、スティルス&ナッシュ / Crosby, Stills & Nash 」 を結成し、ウエストコース・ロック・ブームの発端となった.
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クリス・ヒルマン (Chris
Hillman、1944年12月4日生まれ、ベイス・ギター、マンドリン、ヴォーカル) |
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ベイス・ギタリストとして参加した.
1968年に脱退し、ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers 、ステファン・スティルス ・マナサス / Stephen Stills Manassas、ザ・サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド / The Souther-Hillman-Furay Band を経て、カントリー系のソング・ライター / シンガーとして活躍をしている.
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マイケル・クラーク (Michael Clarke、1946年6月3日生まれ・1993年12月19日没、ドラムズ) |
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ドラマーとして参加した.
1967年に脱退し、ディラード&クラーク / Dillard & Clark を経てザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers に参加したが、1993年に亡くなった.
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【 創設メンバー以外で重要なメンバー / Important members 】 グラム・パーソンズ (Gram Parsons、1946年11月5日生まれ・1973年8月19日没、ギター、ヴォーカル) |
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カントリー系のミュージシャンのグラム・パーソンズ / Gram Parsons は 『The Byrds : Sweetheart Of The Rodeo (LP/1968 → CD/1989 → CD+/1997)』 に参加.
このアルバムはほとんどヒットしなかったにも拘らず、プロのミュージシャンには大きなインパクトを与えた. クリス・ヒルマン / Chris Hillman とともにザ・バーズ / The Byrds を脱退し、ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers を結成した.ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers でLP3枚を発表した後に独立し、『Gram Parsons : GP (LP/1973)』 を録音したが、アルコール依存症と麻薬の過剰摂取のため1973年に亡くなった.
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クラレンス・ホワイト (Clarence White、1944年6月7日生まれ・1973年6月14日没、ギター) |
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ブルー・グラス出身のクラレンス・ホワイト / Clarence White は 『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967)』 / 『The Byrds : The Notorious Byrd Brothers (LP/1968)』 / 『The Byrds : Sweetheart Of The Rodeo (LP/1968 → CD+/1997)』 にゲスト参加した後、『The Byrds : Dr. Byrds & Mr. Hyde (LP/1969)』 からグループ解散までリード・ギタリストとして活躍したが、1973年に郊外レストランの駐車場で飲酒運転の車に轢かれて亡くなった. ジム・マッギン / Jim McGuinn の12弦ギターとの絡みが印象的.
クラレンス・ホワイト / Clarence White がロック史上に残した功績は演奏以外に、楽器店の店員でギタリストでバンジョー・プレイヤーながらクラレンス・ホワイト / Clarence White に誘われてザ・バーズ / The Byrds のドラマーとなったマルチ・プレイヤーのジーン・パーソンズ / Gene Parsons と一緒に開発したストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar.
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ジーン・パーソンズ (Gene Parsons、1944年5月9日生まれ、ドラムズ、ギター、バンジョー、キーボード) |
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ジーン・パーソンズ / Gene Parsons は楽器店の店員でギタリストでバンジョー・プレイヤーだったが、クラレンス・ホワイト / Clarence White に誘われてザ・バーズ / The Byrds のドラマーとなった.
『The Byrds : Dr. Byrds & Mr. Hyde (LP/1969)』 から参加し解散まで活動した.ベイス・ギタリストがこのアルバム限りで脱退したジョン・ヨーク / John York からスキップ・バッティン / Skip Battin に替わってからは、解散まで4年に渡りメンバーが固定することになる.
− ロジャー・マッギン (Roger McGuinn、ヴォーカル、ギター、シンセサイザー)
− クラレンス・ホワイト (Clarence White、ヴォーカル、ギター)
− スキップ・バッティン (Skip Battin、ヴォーカル、ベイス・ギター)
− ジーン・パーソンズ (Gene Parsons、ヴォーカル、ドラムズ、ギター、バンジョー)
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【 ストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar 】 |
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クラレンス・ホワイト / Clarence White が楽器店の店員でマルチ・プレイヤーのジーン・パーソンズ / Gene Parsons の協力を得て開発したギター.
ネック側の吊り金具と弦を止めているブリッジが連動していて、演奏中に左手でネックを動かすことによって弦の張りの強弱を替え、ペダル・スティール・ギター様の効果を生んでいる.
『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967)』 の "Time between" / "The girl with no name" がストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar が最初に広く公表された曲と思われる.
圧巻は 『The Byrds : Untitled (2LP/1970)』 に収録されている "Eight miles high" のライヴで、クラレンス・ホワイト / Clarence White とロジャー・マッギン / Roger McGuinn が交互に繰り返すストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar と12弦ギターのソロ. フォザリンゲイ / Fotheringay 以降サンディ・デニー / Sandy Denny をサポートしたジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue はストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar をマスターしており、効果的につかっている.ジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue が一番最初にストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar を使ったのは、フォザリンゲイ / Fotheringay のデビューLP 『Fotheringay : Fotheringay (LP/1970)』 の1曲目 "Nothing more".
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【 Ashley Hutchings & Ken Nicol : Wings 】 |
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フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の創設メンバーだったアシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings とジ・アルビオン・バンド / The Albion Band のメンバーだったケン・ニコル / Ken Nicol が1996年に "Wings" を発表しザ・バーズ / The Byrds への讃歌を発表している.
"Wings" のイントロはザ・バーズ / The Byrds 第4作 『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967)』 の "Renaissance fair" のイントロをそのまま使っている.
この曲は、1997年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でかってのマネイジャー兼プロデューサーのジョー・ボイド / Joe Boyd がフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention を紹介した直後にも演奏している.
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このペイジで紹介しているアルバム.
− 『The Byrds : Mr. Tambourine Man (LP/1965 → CD/1987 → CD+/1996)』
− 『The Byrds : Turn! Turn! Turn! (LP/1965 → CD/1987 → CD+/1996)』
− 『The Byrds : Fifth Dimension (LP/1966 → CD/1989 → CD+/1996)』
− 『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967 → CD/1989 → CD+/1996)』
− 『The Byrds : Younger Than Yesterday [Japanese version] (LP/1967)』 [×廃盤]
− 『The Byrds : Sweetheart Of The Rodeo (LP/1968 → CD/1989 → CD+/1996)』
− 『Original Soundtrack : Easy Rider (LP/1969 → CD/1993)』
− 『The Byrds : Ballad of Easy Rider (LP/1969 → CD/1989 → CD+/1997)』
ザ・ビーフイーターズ / The Beefeaters 名義のシングル盤.
− 『Various Artists : Great Lost Electra Singles 1 (CD/2005)』
ザ・バーズ / The Byrds のその他のアルバム.(ベスト盤・編集盤をのぞく)
− 『The Byrds : The Notorious Byrd Brothers (LP/1968 → CD/1990 → CD+/1997)』
− 『The Byrds : Dr. Byrds & Mr. Hyde (LP/1969 → CD/1991 → CD+/1997)』
− 『The Byrds : Live at the Fillmore West February 1969 (CD/2000)』
− 『The Byrds : Untitled (2LP/1970 → CD/1998 → 2CD+/2000)』
− 『The Byrds : Byrdmaniax (LP/1971 → CD/199 → CD+/2000)』
− 『The Byrds : Farther along (LP/1971 → CD/1998 → CD+/2000)』
− 『The Byrds : Live at Royal Albert Hall 1971 (CD/2008)』
− 『The Byrds : The Byrds (LP/1973 → CD/1998)』
ジーン・クラーク / Gene Clark のアルバム.
− 『Gene Clark : Gene Clark with the Gosdin Brothers (LP/1967 → CD/1995 → CD+/2007)』
− 『Gene Clark : Echoes (CD/1991)』
− 『Dillard & Clark : The Fantastic Expedition of Dillard & Clark (LP/1968 → CD/1996 → CDW/2008)』
ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers のアルバム.
− 『The Flying Burrito Brothers : Last of the Red Hot Burritos (LP/1972 → CD/1995・CDW/2008)』
− 『The Flying Burrito Brothers : Hot Burritos! The Flying Burrito Brothers anthology 1969-1972 (2CD/2000)』
ジーン・パーソンズ / Gene Parsons のアルバム.
− 『Gene Parsons & Meridian Green : Birds of a Feather (CD/1987)』 |
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『The Byrds : Mr. Tambourine Man (LP/1965 → CD/1987 → CD+/1996)』
ザ・バーズ / The Byrds のデビュー・アルバム.
1965年1月から4月にかけて録音し、6月に発売された.
プロデューサーはザ・ビーチ・ボーイズたちとサーフィン / ホット・ロッド・サウンドを確立したコロンビア・レコードのテリー・メルチャー (Terry Melcher).
ボブ・ディラン / Bob Dylan のカヴァーが4曲のほかは、ジーン・クラーク / Gene Clark の曲が3曲、ジーン・クラーク / Gene Clark とジム・マッギン / Jim McGuinn の共作が2曲とジーン・クラーク / Gene Clark が中心となっている. ジーン・クラーク / Gene Clark とジム・マッギン / Jim McGuinn のユニゾンにデイヴィッド・クロズビー / David Crosby が3度・5度を行き来するハーモニーを重ねる独特のヴォーカルが特徴となっている.
このアルバムのメンバーは、
− ジーン・クラーク (Gene Clark、ヴォーカル、タンバリン)
− ジム・マッギン (Jim McGuinn、リード・ギター、ヴォーカル)
− デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、リズム・ギター、ヴォーカル)
− クリス・ヒルマン (Chris Hillman、ベイス・ギター、マンドリン)
− マイケル・クラーク (Michael Clarke、ドラムズ)
シングル盤で発売した "Mr. tambourine man [Bob Dylan]" / "I knew I'd want you [Gene Clark]" は、ジム・マッギン / Jim McGuinn 以外は楽器を弾きこなせていない状態だったのでスタジオ・ミュージシャンがサポートしている. − ジーン・クラーク (Gene Clark、ヴォーカル、タンバリン)
− ジム・マッギン (Jim McGuinn、リード・ギター、ヴォーカル)
− デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、ヴォーカル)
− リオン・ラッセル (Leon Russell、キーボード)
− ジェリー・コール (Jerry Cole、リズム・ギター)
− ラリー・ネクテル (Larry Knechtel、ベイス・ギター) − ハル・ブレイン (Hal Blaine、ドラムズ)
A面
1) Mr. tambourine man [Bob Dylan] (02:21)
2) I'll feel a whole lot better [Gene Clark] (02:34)
3) Spanish Harlem incident [Bob Dylan] (02:00)
4) You won't have to cry [Gene Clark & Jim McGuinn] (02:09)
5) Here without you [Gene Clark] (02:38)
6) The bells of rhymney [Pete Seeger] (03:33)
B面
1) All I really want to do [Bob Dylan] (02:05)
2) I knew I'd want you [Gene Clark] (02:16)
3) It's no use [Gene Clark & Jim McGuinn] (02:25)
4) Don't doubt yourself babe [Jackie DeShannon] (02:57)
5) Chimes of freedom [Bob Dylan] (03:53)
6) We'll meet again [Albert R. Parker & Hugh Charles] (02:10)
ボーナス・トラック
13) She has a way [Gene Clark] (02:27)
− アウト・トラック
14) I'll feel a whole lot better [Gene Clark] (02:30)
− 別テイク
15) It's no use [Gene Clark & Jim McGuinn] (02:26)
− 別テイク
16) You won't have to cry [Gene Clark & Jim McGuinn] (02:10)
− 別テイク
17) All I really want to do [Bob Dylan] (02:05)
− シングル・ヴァージョンでモノラル
18) You and me [Gene Clark, David Crosby & Jim McGuinn] (02:12)
− アウト・トラックでインストルメンタル |
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A面
1) Mr. tambourine man [Bob Dylan] (02:21) |
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エレクトリック・フォーク・ブームのさきがけとなったヒット. |
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1965年1月20日録音・4月12日発売で、6月26日には全米ヒット・チャートで1位となる. |
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ジュディ・コリンズ / Judy Collins は 『Judy Collins : Fifth album (LP/1965)』 でこの曲を演奏している. |
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『The Byrds : Turn! Turn! Turn! (LP/1965 → CD/1987 → CD+/1996)』
2枚目のアルバム.1965年6月から11月にかけて録音し、11月に発売された.プロデューサーは前作に続いてテリー・メルチャー. ボブ・ディラン / Bob Dylan のカヴァーが2曲のほかは、ジーン・クラーク / Gene Clark の曲が4曲と前作と同様にジーン・クラーク / Gene Clark が中心となっている.
このアルバムのメンバーは、
− ジーン・クラーク (Gene Clark、ヴォーカル、タンバリン)
− ジム・マッギン (Jim McGuinn、リード・ギター、ヴォーカル)
− デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、リズム・ギター、ヴォーカル)
− クリス・ヒルマン (Chris Hillman、ベイス・ギター、マンドリン)
− マイケル・クラーク (Michael Clarke、ドラムズ)
A面
1) Turn! Turn! Turn! [Pete Seeger] (03:49)
2) It won't be wrong [Jim McGuinn & Harvey Gerst] (01:58)
3) Set you free this time [Gene Clark] (02:49)
4) Lay down your weary tune [Bob Dylan] (03:30)
5) He was a friend of mine [Gene Clark] (02:30)
B面
1) The world turns all around her [Gene Clark] (02:13)
2) Satisfied mind [Red Hayes & Jack Rhodes] (02:26)
3) If you're gone [Gene Clark] (02:45)
4) The time they are a-changin' [Bob Dylan] (02:18)
5) Wait and see [David Crosby & Jim McGuinn] (02:19)
6) Oh! Susannah [Stephen Foster] (03:03)
ボーナス・トラック
12) The day walk [Gene Clark] (03:00)
− アウト・トラック、"Never before" として発売されている
13) She don't care about time [Gene Clark] (02:29) − "Turn! Turn! Turn!" のB面となったシングル・ヴァージョンでモノラル
14) The time they are a-changin' [Bob Dylan] (01:54)
− 別テイク
15) It's all over wow, baby blue [Bob Dylan] (03:03)
− このLPのアウト・トラックで、正式なヴァージョンは 『The Byrds : Ballad of Easy Rider (LP/1969)』 に収録される
16) She don't care about time [Gene Clark] (02:35)
− 別テイク
17) The world turns all around her [Gene Clark] (02:12)
− 別テイク
18) Stranger in a strange land [David Crosby] (03:04)
− アウト・トラックでインストルメンタル |
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A面
1) Turn! Turn! Turn! [Pete Seeger] (03:49) |
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1965年10月1日に発売し、12月4日の週から3週間連続全米1位となった. |
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ジュディ・コリンズ / Judy Collins は 『Judy Collins : Judy Collins #3 (LP/1963)』 でこの曲を演奏している. |
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2) It won't be wrong [Jim McGuinn & Harvey Gerst] (01:58) |
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エレクトラからザ・ビーフイーターズ / The Beefeaters 名義で発売しているシングル盤は、曲名が "Don't be long" と異なり、また、作曲にジーン・クラーク / Gene Clark が加わっている. |
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なお、Harvey Gerst はこの曲とエレクトラからのシングル盤でA面となった "Please let me love you" だけしか作曲していないので、誰かのペン・ネイムの可能性がある. |
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『The Byrds : Fifth Dimension (LP/1966 → CD/1989 → CD+/1996)』
ザ・バーズ / The Byrds 3枚目のアルバム.
創設メンバーのジーン・クラーク / Gene Clark は1月に録音した "Eight miles high" だけに参加し、4月・5月のLPの録音時には脱退している.
このアルバムのメンバーは、
− ジム・マッギン (Jim McGuinn、リード・ギター、ヴォーカル)
− デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、リズム・ギター、ヴォーカル)
− クリス・ヒルマン (Chris Hillman、ベイス・ギター、マンドリン、ヴォーカル)
− マイケル・クラーク (Michael Clarke、ドラムズ)
ゲストは、
− ジーン・クラーク (Gene Clark、ヴォーカル ["Eight miles high"])
− ヴァン・ダイク・パークス (Van Dyke Parks、オルガン ["Fifth dimension"])
これまで、リズム・ギターとハーモニー・ヴォーカルだけだったデイヴィッド・クロズビー / David Crosby がはじめてのリード・ヴォーカル ("Hey Joe") と自作自演 ("What happing!?!?") を担当している.
A面
1) Fifth dimension [Jim McGuinn] (02:33)
2) Wild mountain thyme [Trad.] (02:30)
3) Mr. Spaceman [Jim McGuinn] (02:09)
4) I See you [David Crosby & Jim McGuinn] (02:38)
5) What's happening?!?! [David Crosby] (02:35)
6) I come and stand at every door [Trad. / Words by Nazim Hikmet] (03:03)
B面
1) Eight miles high [Gene Clark, David Crosby & Jim McGuinn] (03:34)
2) Hey Joe [Billy Roberts] (02:17)
3) Captain soul [Chris Hillman, David Crosby & Jim McGuinn] (02:53)
4) John Riley [Trad.] (02:57)
5) 2-4-2 Fox trot (The lear jet song) [Jim McGuinn] (02:12)
ボーナス・トラック
12) Why [David Crosby & Jim McGuinn] (02:43)
− "Eight miles high" のB面のシングル盤・ヴァージョン
13) I know my rider [Trad.] (02:59)
14) Psychodrama City [David Crosby] (03:26)
15) Eight miles high [Gene Clark, David Crosby & Jim McGuinn] (03:23)
− RCAでも録音していて、そのヴァージョン
16) Why [David Crosby & Jim McGuinn] (02:43)
− RCAでも録音していて、そのヴァージョン
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A面
2) Wild mountain thyme [Trad.] (02:30) |
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サンディ・デニー / Sandy Denny は、フォザリンゲイ / Fotheringay の2枚目のLP用に準備したきりでスタジオ録音は残されていないとされてきたが、2008年に 『Fotheringay
:2 (CD/2008)』 で発表された. |
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フォザリンゲイ / Fotheringay の
BBCは1970年11月15日録音・12月21日放送の Sound of the Seventies で、次のCDに収録されている.
− 『Fotheringay : Wild mountain thyme (CD/19??)』 「?海賊盤」
− 『Sandy Denny : Sandy at The BBC (CD/199?)』 「?海賊盤」
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ジュディ・コリンズ / Judy Collins は1961年のデビュー・アルバム 『Judy Collins : Maid of Constant Sorrow
(LP/1961)』 でこの曲を演奏している.
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6) I come and stand at every door [Trad. / Words by Nazim Hikmet] (03:03) |
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"The great sheltie of Shule Skerry" のメロディにトルコの詩人ナーズム・ヒクメット (Nazim Hikmet) が歌詞をつけた曲.日本語のタイトルは広島で死んだ少女 |
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B面
1) Eight miles high [Gene Clark, David Crosby & Jim McGuinn] (03:34) |
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"Eight miles high" はドラッグ飲用時の浮遊状態を表現しているとみなされアメリカでは放送禁止となった.
飛行機好きのジム・マッギン / Jim McGuinn はジェット機の巡航高度をテーマにしたものだと弁解しているが、8マイルは航空で使うマイル (1マイル=1海里=1,852メートル) では14,816メートルとなり民間航空機ではありえない高度だが、陸上交通で使うマイル (1マイル=1,609メートル) だと12,872メートルでギリギリの高度である. |
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音楽的には、12弦ギターをそれまでのフォークのようにうねりやオクターヴの響きを求める奏法から、バロックやインド音楽のシターのように通奏音を取り入れたことと、ジョン・コルトレイン (John Coltrane) のソプラノ・サックスの叫びに近いアドリヴを始めたことが重要.
再々発売盤の隠しトラックでジム・マッギン / Jim McGuinn とデイヴィッド・クロズビー / David Crosby の会話が収録されていて、「ジョン・コルトレインのように演奏した」 と話している.
この曲は、ライヴ盤での十八番となるが、ストリング・ベンディング奏法を多用するクラレンス・ホワイト / Clarence White とソプラノ・サックスの叫びに近いロジャー・マッギン / Roger McGuinn を聴き比べることをお勧めする. |
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4) John Riley [Trad.] (02:57) |
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サンディ・デニー / Sandy Denny は演奏していないが、ジュディ・コリンズ / Judy Collins は1961年のデビュー・アルバム 『Judy Collins : Maid of Constant Sorrow (LP/1961)』 でこの曲を演奏している. |
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《 別ヴァージョンに移動 / go to performance by other 》
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『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967 → CD/1989 → CD+/1996)』
ザ・バーズ / The Byrds 4枚目のアルバム.
B面3曲目の "My back pages [Bob Dylan]" の歌詞からアルバムのタイトルを取っている.
メンバーは、
− ジム・マッギン (Jim McGuinn、リード・ギター、シンセサイザー、ヴォーカル)
− デイヴィッド・クロズビー (David Crosby、リズム・ギター、ヴォーカル)
− クリス・ヒルマン (Chris Hillman、ベイス・ギター、マンドリン、ヴォーカル)
− マイケル・クラーク (Michael Clarke、ドラムズ)
ゲストは、
− クラレンス・ホワイト (Clarence White、ギター、"Time between" / "The girl with no name")
− ヒュー・マセケラ (Hugh Masekela、トランペット、"So you want to be a rock'n'roll star")
− ヴァーン・ゴスディン (Vern Gosdin、アコースティック・ギター、演奏曲不明)
ジム・マッギン / Jim McGuinn が単独で作曲した曲がなく、デイヴィッド・クロズビー / David Crosby との共作が2曲、クリス・ヒルマン / Chris Hillman との共作が1曲、ロバート・J.・ヒッパード / Robert J. Hippard との共作が1曲である一方、デイヴィッド・クロズビー / David Crosby 単独が2曲、クリス・ヒルマン / Chris Hillman 単独が4曲で、3人の個性がぶつかり緊張感のあるアルバムに仕上がっている.
"CTA-102" がシンセサイザーがはじめて使われた曲だとされている資料があるが、確認はできていない.
A面
1) So you want to be a rock'n'roll star [Chris Hillman & Jim McGuinn] (02:05)
2) Have you see her face [Chris Hillman] (02:40)
3) CTA-102 [Jim McGuinn & Robert J. Hippard] (02:28)
4) Renaissance fair [David Crosby & Chris Hillman] (01:51)
5) Time between [Chris Hillman] (01:53)
6) Everybody's been burned [David Crosby] (03:05)
B面
1) Thoughts and words [Chris Hillman] (02:56)
2) Mind gardens [David Crosby] (03:46)
3) My back pages [Bob Dylan] (03:08)
4) The girl with no name [Chris Hillman] (01:50)
5) Why [David Crosby & Jim McGuinn] (02:45)
ボーナス・トラック
12) It happens each day [David Crosby] (02:44)
13) Don't make waves [Chris Hillman & Jim McGuinn] (01:36)
14) My back pages [Bob Dylan] (02:42)
− 別テイク
15) Mind gardens [David Crosby] (03:17)
− 別テイク
16) Lady friend [David Crosby] (02:30)
17) Old John Robertson [Chris Hillman & Jim McGuinn] (01:19)
18) Mind gardens [David Crosby] (03:01)
− インストルメンタル |
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A面
4) Renaissance fair [David Crosby & Jim McGuinn] (01:51) |
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この曲のイントロがアシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings とケン・ニコルの "Wings" のイントロにそのまま使われている. |
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5) Time between [Chris Hillman] (01:53) |
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クラレンス・ホワイト / Clarence White がゲスト参加し、メジャーなLPではじめてストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar を披露した曲. |
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B面
4) The girl with no name [Chris Hillman] (01:50) |
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クラレンス・ホワイト / Clarence White がゲスト参加し、メジャーなLPではじめてストリング・ベンディング・ギター / String bending guitar を披露した曲. |
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『The Byrds : Younger Than Yesterday [Japanese version] (LP/1967)』 [×廃盤]
アメリカCBSを日本コロンビアが発売していた時期に、3枚目の
『The Byrds : Fifth Dimension (LP/1966)』
からの6曲をB面に、4枚目の 『The Byrds : Younger Than Yesterday
(LP/1967)』 からの6曲をA面にして、1967年7月に発売されたアルバム.
オリジナル・アルバム22曲のうち12曲を選曲しているが、当時のザ・バーズ / The Byrds の要素をすべて盛り込んでいるなかなかセンスのある編集盤. A面
1) So you want to be a rock'n'roll star [Chris Hillman & Jim McGuinn] (02:05)
2) My back pages [Bob Dylan] (03:08)
3) Have you see her face [Chris Hillman] (02:40)
4) CTA-102 [Jim McGuinn & Robert J. Hippard] (02:28)
5) Thoughts and words [Chris Hillman] (02:56)
6) Everybody's been burned [David Crosby] (03:05)
B面
1) Fifth dimension [Jim McGuinn] (02:33)
2) Mr. Spaceman [Jim McGuinn] (02:09)
3) Wild mountain thyme [Trad. / Jimmy McPeake] (02:30)
4) Eight miles high [Gene Clark, David Crosby & Jim McGuinn] (03:34)
5) I come and stand at every door [Trad. / Words by Nazim Hikmet] (03:03)
6) 2-4-2 Fox trot (The lear jet song) [Jim McGuinn] (02:12) この当時は、日本盤だけ1曲目にヒット曲を配置したり、アメリカ / イギリスのオリジナル盤にヒット曲を追加する編集が多かったと記憶している. 1曲目にヒット曲を配置した例としては、 『The Rascals : Groovin' (LP/1967)』 − B面1曲目の "Groovin'" とA面1曲目の "A girl like you" とが入れ替わっている. 『The Doors : The Doors (LP/1967)』 − A面6曲目の "Light my fire" がA面1曲目に繰り上がっている. オリジナル盤にヒット曲を追加した例としては、 『Procol Harum : Procol Harum (LP/1967)』 − A面1曲目に "A whiter shade of pale" が追加されている. 現在も1曲目で、イギリス盤だけはこの曲がボーナス・トラックとなっている. また、『Cilla Black : Sings a Rainbow (LP/1966)』 のようにLP2枚を1枚にしてヒット曲を追加した例もある.LP2枚を1枚にしてしまったのは他には持っていないが、もし実例があればメイルで連絡をお願いしたい.
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『The Byrds : Sweetheart Of The Rodeo (LP/1968 → CD/1990 → CD+/1996)』
ザ・バーズ / The Byrds 6枚目のアルバム.
創設メンバーでふたりだけ残ったジム・マッギン / Jim McGuinn とクリス・ヒルマン / Chris Hillman が以降の方向性を検討していたとき、ブルー・グラス出身のクリス・ヒルマン / Chris Hillman と 『The Byrds : Younger Than Yesterday (LP/1967)』 / 『The Byrds : The Notorious Byrd Brothers (LP/1968)』 に参加していたやはりブルー・グラス出身クラレンス・ホワイト / Clarence White 、クリス・ヒルマン / Chris Hillman の誘いで参加したグラム・パーソンズ / Gram Parsons が中心になり、エレクトリック・フォーク系のミュージシャンが演奏するカントリー&ウエスタンのアルバムとなった.
リード・ヴォーカルはユニゾンを除いて、グラム・パーソンズ / Gram Parsons が4曲、ロジャー・マッギン / Roger McGuinn が4曲、クリス・ヒルマン / Chris Hillman が2曲で、ザ・バーズ / The Byrds のアルバムでなく、ザ・フライング・ブリトー・ブラザース / The Flying Burrito Brothers のアルバムと言われても気がつかないかも知れない.
このアルバムは商業的には成功せず、クリス・ヒルマン / Chris Hillman がグラム・パーソンズ / Gram Parsons とともに脱退し、創設メンバーがジム・マッギン / Jim McGuinn だけとなったザ・バーズ / The Byrds そのものはエレクトリック・フォークに戻ったが、カントリー・ロックはポコ / Poco、ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers 、ザ・ストーン・ポニーズ / The Stone Poneys → ジ・イーグルズ / The Eagles、ステファン・スティルス・マナサス / Stephen Stills Manassas などの活躍の礎となった.
メンバーは、
− ロジャー・マッギン (Roger McGuinn、ヴォーカル、ギター、バンジョー)
− クリス・ヒルマン (Chris Hillman、ヴォーカル、ベイス・ギター、ギター、マンドリン)
− グラム・パーソンズ (Gram Parsons、ヴォーカル、ギター)
− クラレンス・ホワイト (Clarence White、ヴォーカル、ギター)
− ジョン・ハートフォード (John Hartford、バンジョー、ギター)
− ロイド・グリーン (Lloyd Green、スティール・ギター)
− ジェイ・ディー・マネス (Jay Dee Maness、スティール・ギター)
− アール・ボール (Earl Ball、ピアノ)
− ロイ・M.・ジュニアー・ハスキー (Roy M. "Junior" Husky、ベイス・ギター)
− ジョン・コルニアル (Jon Corneal、ドラムズ)
− ケヴィン・ケリー (Kevin Kelley、ドラムズ)
このLP・CDでは、グラム・パーソンズ / Gram Parsons
がリード・ヴォーカルをとっている曲が多いので、リード・ヴォーカルを記しておく.
A面 1) You ain't going nowhere [Bob Dylan] (02:38)
− Lead vocals by Roger McGuinn
2) I am a pilgrim [Trad.] (03:42)
− Lead vocals by Chris Hillman
3) The Christian life [Charles Louvin & Ira Louvin] (02:33)
− Lead vocals by Roger McGuinn
4) You don't miss your water [William Bell] (03:51)
− Lead vocals by Gram Parsons
5) You're still on my mind [Luke McDaniel] (02:26)
− Lead vocals by Gram Parsons
6) Pretty Boy Floyd [Woody Guthrie] (02:37)
− Lead vocals by Roger McGuinn
B面 1) Hickory wind [Gram Parsons & Bob Buchanan] (03:34) − Lead vocals by Gram Parsons 2) One hundred years from now [Gram Parsons] (02:43) − Unison vocals by Gram Parsons & Roger McGuinn 3) Blue Canadian Rockies [Cindy Walker] (02:05) − Lead vocals by Chris Hillman 4) Life in prison [Merle Haggard & J. Sanders] (02:47) − Lead vocals by Gram Parsons 5) Nothing was delivered [Bob Dylan] (03:34) − Lead vocals by Roger McGuinn
ボーナス・トラック 12) You got a reputation [Tim Hardin] (03:08) 13) Lazy days [Gram Parsons] (03:26) 14) Pretty Polly [Trad.] (02:53) 15) The Christian life [Charles Louvin & Ira Louvin] (02:55) − 別テイク
16) Life in prison [Merle Haggard & J. Sanders] (02:58)
17) You're still on my mind [Luke McDaniel] (02:29)
− 別テイク
18) One hundred years from now [Gram Parsons] (02:20)
− 別テイク
19) All I have are memories [E.D. Hewitt, R. J. Ledford] (02:47)
20) Radio spot : Sweetheart of the Radio album [----------] (00:59) |
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ボーナス・トラック
14) Pretty Polly [Trad.] (02:53) |
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1967年2月21日録音・4月25日放送 The Strawberry Hill Boys Sing & Play Folk Songs (BBC World Service) にザ・ストロウベリー・ヒル・ブラザーズ / The Strawberry
Hill Brothers のゲストで登場し、"Pretty Polly" を演奏しているがテイプは残されていない. |
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『Original Soundtrack : Easy Rider (LP/1969 → CD/1993)』
1969年のアメリカ映画で、アメリカン・ニュー・シネマの象徴となった. 監督・脚本・出演がデニス・ホッパー / Denis Hopper 、製作・出演がピーター・フォンダ / Peter Fonda 、出演がジャック・ニコルソン / Jack Nicholson、カレン・ブラック / Karen Black など、音楽がロジャー・マッギン / Roger McGuinn.
なお、この映画はぼくががアルバイトをしていた映画館が改装のため休館する前の最後の上映作品だった.
A面
1) Steppenwolf / The pusher [Hoyt axton] (05:51)
2) Steppenwolf / Born to be wild [Mars Bonfire] (03:39)
3) Smith / Weight [Robbie Robertson] (04:36)
4) Wasn't born to follow [Gary Goffin & Carol King] (02:05)
5) The Holy Modal Rounders / If you want to be a bird [Antonia Duren] (02:40)
B面
1) Fraternity of Man / Don't bogart me [Fraternity of Man] (03:08)
2) Jimi Hendrix Experience / If 6 were 9 [Jimi Hendrix] (05:35)
3) The Electric Prunes / Medley : Kyrie Eleison / Mardi Gras [David Axelrod] (04:01)
4) Roger McGuinn / It's alright mama (I'm only bleeding) [Bob Dylan] (03:41)
5) Roger McGuinn / Ballad of easy rider
[Bob Dylan & Roger McGuinn] (02:14) |
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A面
3) Smith / Weight [Robbie Robertson] (04:36) |
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映画では、ザ・バンド / The Band の演奏だが、レコードではスミス / Smith の演奏を収録している. |
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B面
4) Roger McGuinn / It's alright mama (I'm only bleeding) [Bob Dylan] (03:41) |
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ラスト前のピーター・フォンダ / Peter Fonda とデニス・ホッパー / Denis Hopper がオートバイに乗っているシーンで流れる. ロジャー・マッギン / Roger McGuinn のヴォーカル・12弦ギター.
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5) Roger McGuinn / Ballad of easy rider
[Bob Dylan & Roger McGuinn] (02:14) |
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ピーター・フォンダ / Peter Fonda のオートバイが炎上する映画のラスト・シーンで流れるテーマ曲.
ロジャー・マッギン / Roger McGuinn のヴォーカル・12弦ギター・ハーモニカにベイス・ギターが伴奏.
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フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の演奏は 『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969 → CD/1986 → CD+/2002)』 のアウト・トラック.次のLP・CDに収録されている.
− 『Richard Thompson : (Guitar, vocals) (LP/1976 → CD/1989)』
− 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
− 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
− 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
− 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』
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『The Byrds : Ballad of Easy Rider (LP/1969 → CD/1989 → CD+/1997)』
ザ・バーズ / The Byrds 8枚目のアルバム. 映画Easy Rider≠フテーマがヒットしたことから、Easy Rider≠タイトルにしアルバムを発表した. クリス・ヒルマン / Chris Hillman、グラム・パーソンズ / Gram Parsons と袂を分かったロジャー・マッギン / Roger McGuinn がクラレンス・ホワイト / Clarence White をリード・ギタリストにし、ベイス・ギタリストにはクラレンス・ホワイト / Clarence White と演奏したことがあり、セッション・ベイシストとしてザ・ママズ・アンド・ザ・パパズやジーン・クラーク / Gene Clark の伴奏を勤めたことのあるジョン・ヨーク / John York 、ドラマーにはクラレンス・ホワイト / Clarence White が通っていた楽器店の店員でマルチ・インストルメンタル・プレイヤーのジーン・パーソンズ / Gene Parsons を加えた.
メンバーは、
− ロジャー・マッギン (Roger McGuinn、ヴォーカル、ギター、シンセサイザー)
− クラレンス・ホワイト (Clarence White、ヴォーカル、ギター)
− ジョン・ヨーク (John York、ヴォーカル、ベイス・ギター)
− ジーン・パーソンズ (Gene Parsons、ヴォーカル、ドラムズ、ギター、バンジョー)
ジョン・ヨーク / John York はこのアルバム限りで脱退しスキップ・バッティン / Skip Battin に替わってからは、解散まで4年に渡りメンバーが固定することになる.
A面
1) Ballad of easy rider [Bob Dylan & Roger McGuinn] (02:00)
2) Fido [John York] (02:40)
3) Oil in my lamp [Gene Parsons & Clarence White] (03:13)
4) Tulsa County [Pamela Polland] (02:49)
5) Jack Tarr the sailor [Trad.] (03:31)
6) Jesus is just alright [Arthur Reynolds] (02:10)
B面
1) It's all over now, baby blue [Bob Dylan] (04:53)
2) There must be someone I can turn to [Vern Gosdin, C. Gosdin & Rex Gosdin] (03:29)
3) Gunga Din [Gene Parsons] (03:03)
4) Deportee (Plane wreck at Los Gatos) [Woody Guthrie & Martin Hoffman] (03:50)
5) Armstrong, Aldrin and Collins [Zeke Manners & S. Seely] (01:41)
ボーナス・トラック
12) Way beyond the sun [Trad.] (02:56)
13) Mae Jean goes to Hollywood [Jackson Browne] (02:44)
14) Oil in my lamp [Gene Parsons & Clarence White] (02:02)
15) Tulsa County [Pamela Polland] (03:39)
16) Fiddler a dram (Moog experiment) [Trad.] (03:10)
17) Ballad of easy rider [Bob Dylan & Roger McGuinn] (02:26)
18) Build it up [Clarence White & Gene Parsons] (02:35)
19) Radio spot (00:57) |
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1) Ballad of easy rider [Bob Dylan & Roger McGuinn] (02:00)
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1969年の映画 『イージー・ライダー』 のラスト・シーンでの印象的な曲. ロジャー・マッギン / Roger McGuinn はこのアルバムでは、4人のグループで演奏するとともにストリングズを伴奏に入れている.
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フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の演奏は 『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969)』
のアウト・トラック.
『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969 → CD/1986 → CD+/2002)』
には収録されずに、次のLP・CDに収録されている.
− 『Richard
Thompson : (Guitar, vocals) (LP/1976 → CD/1989)』
− 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
− 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
− 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
− 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』
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2008年7月11日登録
2008年9月6日更新
2008年12月4日ジーン・クラーク / Gene Clark=Eクリス・ヒルマン / Chris Hillman /ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズ / The Flying Burrito Brothers =Eジーン・パーソンズ / Gene Parsons≠分離 |
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