Fairport Convention : What We Did On Our Holidays


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1968年5月にフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のリード・ヴォーカリストとして迎えられてから暫くはライヴとBBCへの出演が続くが、9月から 『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays (LP/1969)』 の録音を開始する.
1968年秋の録音で、発売は1969年1月.プロデューサーは、ジョー・ボイド / Joe Boyd.
フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention としては 『Fairport Convention : Fairport Convention (LP/1968)』 に続く第2作.
ポリドールから発売されたフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の第1作 『Fairport Convention : Fairport Convention (LP/1968)』 がアメリカで発売されていなかったので、『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays (LP/1969)』 が、『Fairport Convention : Fairport Convention』 というタイトルで発売された.
CDでの再発売は1990年で、2003年にはボーナス・トラック付で再々発売されている.


ジャケットは、イアン・マシューズ / Ian Matthews が黒板に白墨で書いたもの.

ぼくがはじめてサンディ・デニー / Sandy Denny を聴いたのは本国よりも3年遅れて1972年に発売されたこのLP.
レコード屋でアルバイトしているぼくがアメリカン・エレクトリック・フォークを好きなことを知っていたレコード会社の営業の方が 「発注は入っていないけれど」 とわざわざお店まで持って来てくださり、店のステレオでA面1曲目 "Fotheringay [Sandy Denny]" とA面6曲目 "I'll keep it with mine [Bob Dylan]" とを聴いた途端、サンディ・デニー / Sandy Denny のファンとなってしまった.
何百回と聴き返しているのでスクラッチ・ノイズだらけとなっていて "The Lord is in this place, how dreadful is this place" なんかはほとんど聴き取れなくなっているが、最も愛着のあるLP.

第2期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のメンバーは、
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ、アコースティック・ギター)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、ギター、アコーディオン)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、ギター、オートハープ、ヴァイオリン)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター、ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ、パーカッション) の6人
ゲストで参加したのは、
 − レイシー博士の電気のこぎり["Mr. Lacey [Ashley Hutchings]"]
 − クレール・ロウサー (Claire Lowther、チェロ["Book song"])
Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』 では、キングズレイ・アボット / Kingsley Abbott、ポール・ゴーシュ / Paul Ghosh、アンドリュウ・ホルヴィッチ / Andrew Horvitch、マーク・エリントン / Mark Ellington の4人も参加しているとかかれているが、アルバムのクレジットでは触れられていないし他の資料がないので詳細は不明.

リチャード・トンプソン / Richard Thompson はこのアルバム12曲のうち5曲を作曲しているが、いづれの曲もイアン・マシューズ / Ian Matthews とサンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルの良さを引き出すような曲となっている.

A面
1) Fotheringay [Sandy Denny] (03:03)
2) Mr. Lacey [Ashley Hutchings] (02:50)
3) Book song [Ian Matthews & Richard Thompson] (03:12)
4) The Lord is in this place, how dreadful is this place [Ashley Hutchings & Richard Thompson] (01:50)
5) No man's land [Richard Thompson] (02:23)
6) I'll keep it with mine [Bob Dylan] (05:50)


B面
1) Eastern rain [Joni Mitchell] (03:36)
2) Nottamun Town [Trad.] (03:07)
3) Tale in hard time [Richard Thompson] (03:24)
4) She moves through the fair [Trad. / Words by Padraic Colum] (03:24)
5) Meet on the ledge [Richard Thompson] (02:49)
6) End of a holiday [Simon Nicol] (01:06)


再々発売盤ボーナス・トラック[2003年]


13) Throwaway street puzzle [Ashley Hutchings & Richard Thompson] (03:26)
14) You're gonna need my help [McKinley Morganfield & Muddy Waters] (04:07)
15) Some sweet day [Felice & Boudleaux Bryant] (02:32)


アウト・トラック


"Close the door lightly when you go [Eric Andersen]"


 

A面
1) Fotheringay [Sandy Denny] (03:03)

 

 

 

1972年にぼくがサンディ・デニー / Sandy Denny のファンとなるキッカケとなった曲.

 

 

 

1968年9月4日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、アコースティック・ギター)
 − イアン・マシューズIan Matthews、バッキング・ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、アコースティック・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、オートハープ)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター、バッキング・ヴォーカル)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ベル)

 

 

 

サンディ・デニー / Sandy Denny がアマチュアのときからのレパートリー.
まるでトラディッショナルのように聞こえるが、イングランド女王エリザベス1世に幽閉されたスコットランド女王メアリーをテーマにしたサンディ・デニー / Sandy Denny のオリジナルで、自宅録音デモだけが残されている "Box full of treasures (Christmas In June) [Sandy Denny]" のメロディに新しい歌詞をつけている.

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention を脱退し、ボーイ・フレンドのトレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas と結成したグループの名前の由来となったが、フォザリンゲイ / Fotheringay は "Fotheringay [Sandy Denny]" を録音していないしBBCで放送した記録もない.

 

 

 

最初に左から聞こえて来るアコースティック・ギターがサンディ・デニーで、右から追いかけてくるアコースティック・ギターがリチャード・トンプソン / Richard Thompson

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のカセット・LP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The History Of Fairport Convention (CAS·2LP/1972 → CD-/1991)』
 − 『Fairport Convention : Fairport Chronicles (2LP/1976)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』
 − 『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays - An Introduction to Fairport Convention (CD/1999)』
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
 − 『Fairport Convention : The Best Of Fairport Convention - 20th Century Masters - The Millennium Collection (CD/2002)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
 − 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』

 

 

 

メロディの原形となった"Box full of treasures (Christmas In June) [Sandy Denny]" の自宅録音デモはアコースティック・ギター伴奏で、 次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Borrowed Thyme (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

1967年の自宅録音デモ はアコースティック・ギター伴奏で、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny and Friends : The Attic Tracks Vol.3 - First and Last Tracks (CAS/1989)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Borrowed Thyme (CD/199?)』 [?海賊盤]

貴重な録音なので "Who knows where the time goes? [Sandy Denny]" の自宅録音デモとともに正規盤で発売してほしい.

 

 

 

BBCでは2回演奏している.

 

 

 

1968年8月26日録音・9月1日放送の Top Gear の演奏は、サンディ・デニー / Sandy Denny の演奏にアコースティック・ギター、ベイス・ギター 、クラヴェス (拍子木) が伴奏をつけただけで、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1995)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

 

 

 

Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』 には1969年2月4日録音・2月9日放送の David Symonds Show と書かれてあるが、間違いである.

 

 

 

1969年2月4日録音・2月9日放送の David Symonds Show (Symonds on Sunday) の演奏は、1968年9月4日にアルバム用のスタジオ録音が済んでいて、サンディ・デニー / Sandy Denny とリチャード・トンプソン / Richard Thompson のアコースティック・ギター、アシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings のベイス・ギター、イアン・マシューズ / Ian Matthewsアシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings のバッキング・コーラスというアルバム向けのアレンジを基本に演奏していて、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Sandy at The BBC (CD/199?)』 [?海賊盤] / MCあり
 − 『Ashley Hutchings : The Guv'nor Vol.4 (CD/1996)』 / MCなし
 − 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (LP·CD/1987 → CD+/2002)』 / MCあり
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』 / MCなし
 − 『Fairport Convention : Best Of The BBC Recordings (CD/2008)』 / MCなし

 

 

 

ヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton をゲストに迎えた第13期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [13] が1994年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でカヴァーし、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Capers (CD/2004)』

 

 

 

ヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton をゲストに迎えた第16期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [16] が2008年8月9日のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でカヴァーし、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Live at Cropredy '08 (CD/2008)』

 

 

 

マルジャ・マトラー / Marja Mattlar のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Marja Mattlar : Olipa kerran (CD/1994)』 [×廃盤]
現品を未入手なので詳細は不明.

 

 

 

ヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCDでカヴァーしていて、次のCDに収録されている.
 − 『Vikki Clayton : It Suits Me Well - Songs of Sandy Denny (CD/1994 → CD+/1998)』

 

 

 

スコットランドのウェンディ・ステュワート / Wendy Stewart のカヴァーは "Pavane" とのメドレイで、次のCDに収録されている.
 − 『Wendy Stewart: About Time 2 (CD/1997)』

 

 

 

スティル・ノー・バグパイプス / Still No Bagpipes のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Still No Bagpipes : Still No Bagpipes (CD/1999)』 [×廃盤]
なお、現品を未入手なので詳細は不明.

 

 

 

スコットランドの歌手エルスペス・カウイー / Elspeth Cowie は童謡 "Mary, Mary" とのメドレイでカヴァーしていて、次のCDに収録されている.
 − 『Elspeth Cowie : Naked Voice (CD/2000)』 [△販売ルート限定]

 

 

 

スザンナ・アンド・ザ・マジック・オーケストラ / Susanna and the Magical Orchestra は、オーケストラといいながら2人だけで演奏しているデュオで、カヴァーは次のCDに収録されている.
 − 『Susanna and the Magical Orchestra : Melody Mountain (CD/2006)』

 

 

 

スコットランド出身でオーストラリアへ移住したフィオナ / Fiona のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Fiona : Myths of Time (CD/2006)』 [△販売ルート限定]
このCDでは "Who knows where the time goes? [Sandy Denny]" もカヴァーしている.

 

2) Mr. Lacey [Ashley Hutchings] (02:50)

 

 

 

1968年9月19日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)
 − レイシー博士の電気のこぎり

 

 

 

アシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings 作曲の軽快なブルーズ・ロックで、電気のこぎりが楽器として使われている.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のベスト盤に収録されている.
 − 『Fairport Convention : The History Of Fairport Convention (CAS·2LP/1972 → CD-/1991)』
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』

 

 

 

1968年9月11〜14日のあいだでオランダのTVで放映されたものは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』

 

 

 

BBCでの放送は2回あり、1968年11月25日録音・12月16日放送の Night Ride はテイプが残されていない.

 

 

 

1968年12月2日録音・8日放送の Stuart Henry Show のものは、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Richard Thompson : (Guitar, vocals) (2LP/1976 → CD/1989)』
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]

 

 

 

第11期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [11] による演奏は1978年5月の解散ツアーのものが、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Farewell, Farewell (LP/1979 → CD/1991)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Encore, Encore (CD/1997)』

 

 

 

第13期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [13] の1986年のクロップレディ・フェスティヴァルのライヴは、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Other Boot (CAS/1987)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : The Other Boot / The Third Leg (CD/2001)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : The Quiet Joys of Brotherhood (2CD+DVD/2004)』

 

 

 

第14期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [14] は1997年8月8日のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton をリード・ヴォーカルにして第2・2'・3期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の7曲 ("Mr. Lacey [Ashley Hutchings]" / "Suzanne [Leonard Cohen]" / "Genesis Hall [Richard Thompson]" / "Million dollar bash [Bob Dylan]" / "Come all ye [Sandy Denny & Ashley Hutchings]" / "Reynardine [Trad.]" / "Matty Groves [Trad.]") を連続してカヴァーしているうちの1曲として演奏していて、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Box (3CD/1998)』
 − 『Fairport Convention : Kind Fortune (2CD/2000)』
 − 『Fairport Convention : Archive (CD/2001)』

 

3) Book song [Ian Matthews & Richard Thompson] (03:12)

 

 

 

1968年9月3日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、アコースティック・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)
 − クレール・ロウサー (Claire Lowther、チェロ)

 

 

 

イアン・マシューズ / Ian Matthews の甘い声とサンディ・デニー / Sandy Denny のハスキーな声のデュエットが魅力.

 

 

 

この当時流行ったテイプの逆まわしが使われている.
メンバー以外でクレール・ロウサー / Claire Lowther がチェロで参加している.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のベスト盤に収録されている.
 − 『Fairport Convention : The History Of Fairport Convention (CAS·2LP/1972 → CD-/1991)』
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』

 

 

 

BBCでは1968年12月27日録音・1969年1月9日放送の David Symonds Show で演奏していて、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Richard Thompson : Doom and Gloom From The Tomb (CAS/1985)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1995)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.2 [The BBC Radio Recordings (Volume 2 - Late '68-Late '69)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

 

4) The Lord is in this place, how dreadful is this place [Ashley Hutchings & Richard Thompson] (01:50)

 

 

 

録音月日不明.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ハミング)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、スライド・ギター)

 

 

 

最後のチャリン≠ニいう音は、マーティン・ランブル / Martin Lamble が教会で硬貨を落として録音したもの.

 

 

 

このLPだけにしか収録されていない.

 

 

 

ぼくのLPは擦り切れてしまい、この曲はほとんど聴き取れない状態になっている.

 

5) No man's land [Richard Thompson] (02:23)

 

 

 

録音月日不明.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター、アコーディオン)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

このLPだけにしか収録されていない.

 

6) I'll keep it with mine [Bob Dylan] (05:50)

 

 

 

1972年にぼくがサンディ・デニー / Sandy Denny のファンとなるキッカケとなった曲.

 

 

 

1968年9月19日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − イアン・マシューズIan Matthews、バッキング・ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター、アコースティック・ギター?)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター、アコースティック・ギター?)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)
サビでアコースティック・ギターが入るが、リチャード・トンプソン / Richard Thompsonサイモン・ニコル / Simon Nicol かのどちらだかは不明.

 

 

 

友情をテーマにしたボブ・ディラン / Bob Dylan の曲.

 

 

 

ボブ・ディラン / Bob Dylanジュディ・コリンズ / Judy Collins のために書き下ろした曲だが、ジュディ・コリンズ / Judy Collins は1966年にプロモーション用シングル盤だけしか出していない.
このシングル盤は2005年に 『Various Artists : Great Lost Electra Singles 1 (CD/2005)』 の1曲として発売された.

 

 

 

ボブ・ディラン / Bob Dylan 自身はデモ録音を残していて、次のCDに収録されている.
 − 『Bob Dylan : Biograph (3CD/1985)』

 

 

 

"Ill keep it with mine" をフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention が取り上げたのは、ジュディ・コリンズ / Judy Collins が所属していたエレクトラ・レコード で働いていたジョー・ボイド / Joe Boyd の紹介によるもの.

 

 

 

最初の8小節はリチャード・トンプソン / Richard Thompson のリード・ギターだけ、次の4小節はサイモン・ニコル / Simon Nicol のリズム・ギターが加わり、最後の4小節でアシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings のベイス・ギターとマーティン・ランブル / Martin Lamble のドラムズが入るイントロ.
サビのイアン・マシューズ / Ian Matthews のバッキング・ヴォーカルもいいし、サビだけにピアノ (サンディ・デニー / Sandy Denny) とアコースティック・ギター (演奏者は不明) とが入るのもお洒落.
コード進行に major7 が含まれていて、ウェスト・コスーターが多用する "major7" は開放感があるのに、サンディ・デニー / Sandy Denny が major7 を使うと不安感を掻き立てる.サンディ・デニー / Sandy Denny の声の質からなのか、リチャード・トンプソン / Richard Thompson がアルペジオで "B" の音を弾いているからなのか、アシュレイ・ハッチングズ / Ashley Hutchings がベイス・ギターで "B" の音を弾いているからなのか.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のベスト盤に収録されている.
 − 『Fairport Convention : Fairport Chronicles (2LP/1976)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』

 

 

 

1968年9月11〜14日のあいだにオランダのTVで放映されたが、テイプは残されていない.

 

 

 

BBCは1968年12月9日録音・22日放送の Top Gear で、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.2 [The BBC Radio Recordings (Volume 2 - Late '68-Late '69)] (CD/2000)』 [?海賊盤]

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention 結成35周年となるの2002年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival では、ヴィッキ・クレイトンVikki Clayton、リード・ヴォーカル)、イアン・マシューズIan Matthews、バッキング・ヴォーカル)、リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)、サイモン・ニコルSimon Nicol、アコースティック・ギター)、アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)、ジェリー・コンウエイGerry Conway、ドラムズ) の6人が1968年当時の演奏を再現している.
 − 『Fairport Convention : Cropredy 2002 - Another Gig : Another Palindrome (2CD/2002)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 [Talking Elephants] (2CD/2003)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 [Recall Records] (2CD/2008)』
 − 『Fairport Convention : Across The Decades (2CD/2003)』

 


 

B面
1) Eastern rain [Joni Mitchell] (03:36)

 

 

 

1968年9月3日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター、オートハープ)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell をカヴァーしていて、ジェファーソン・エアプレイン / Jefferson airplane のスタイル.

ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell 自身の演奏は発表されていない.

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention はジョー・ボイド / Joe Boyd の紹介でジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell の曲を6曲録音している.
 − "Chelsea morning" : ジュディ・ダイブル / Judy Dyble のみ
 − "Both side now" : ジュディ・ダイブル / Judy Dyble のみ
 − "I don't know where I stand" : ジュディ・ダイブル / Judy Dyble とサンディ・デニー / Sandy Denny の両方
 − "Marcie" : サンディ・デニー / Sandy Denny のみ
 − "Night in the city" : サンディ・デニー / Sandy Denny のみ
 − "Eastern rain" : サンディ・デニー / Sandy Denny のみ

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention は 1968年9月28日にロンドン / ロイヤル・フェスティヴァル・ホールのコンサートでジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell と ともに出演している.

 

 

 

BBCでの演奏は1968年8月26日録音・9月1日放送の Top Gear で、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Richard Thompson : Doom and Gloom From The Tomb (CAS/1985)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : A Chronicle of Sorts 1967-1969 (CD/1995)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

 

2) Nottamun Town [Trad.] (03:07)

 

 

 

1968年9月19日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、アコースティック・ギター、ヴァイオリン)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、パーカッション)

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention では珍しいアメリカのトラディッショナルをカヴァーしている.

 

 

 

リチャード・トンプソン / Richard Thompson はアコースティック・ギターをシタールのように演奏し、マーティン・ランブル / Martin Lamble はドラムズ・セットの太鼓だけをタブーラのように演奏している.

 

 

 

このLPでのヴァージョンは、このCDのほかには、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

BBCでの演奏は1968年5月28日録音・6月2日放送の Top Gear で、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (LP·CD/1987 → CD+/2002)』 再発売盤ボーナス・トラック
 − 『Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の演奏は2002年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival で、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Cropredy 2002 - Another Gig : Another Palindrome (2CD/2002)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 [Talking Elephants] (2CD/2003)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 [Recall Records] (2CD/2008)』
 − 『Fairport Convention : Across The Decades (2CD/2003)』

 

 

 

ボブ・ディラン / Bob Dylan はこの曲に自作の歌詞をつけた "Masters of war [Bob Dylan]" を2枚目のアルバム 『Bob Dylan : The Freewheelin' Bob Dylan (LP/1963)』 で発表している.

 

 

 

ジュディ・コリンズ / Judy Collins は 『Judy Collins : Judy Collins #3 (LP/1963 → CDW/2004)』 で演奏している.

 

 

 

トラディッショナルなのでカヴァーとはいいがたいが、 オランダの歌手リンデ・ニルランド / Linde Nijland は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCD (正規盤) でカヴァーしている.
 − 『Linde Nijland : Linde Nijland sings Sandy Denny (CD/2003 → CD/2007)』

 

3) Tale in hard time [Richard Thompson] (03:24)

 

 

 

1968年9月4・5日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター、アコースティック・ギター?)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター、アコースティック・ギター?)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

かなり凝ったアレンジがされている.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Fairport Chronicles (2LP/1976)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』
 − 『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays - An Introduction to Fairport Convention (CD/1999)』
 − 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
 − 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』

 

 

 

ジューン・デイバー / June Tabor の "No man's land [Eric Bogle]" (『June Tabor : Ashes and Diamonds (LP/1977 → CD/1989)』) は同名異曲.

 

4) She moves through the fair [Trad. / Words by Padraic Colum] (03:24)

 

 

 

1968年10月11日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、アコースティック・ギター)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、パーカッション)

 

 

 

アイルランドのトラディッショナルに、アイルランドの作詞家パドレイク・コラム / Padraic Colum が歌詞をつけた曲.
インストルメンタルで演奏されることもあるが、別の曲として歌われているのに出逢ったことはない.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のサンディ・デニー / Sandy Denny とフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のベスト盤に収録されている.
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』
 − 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
 − 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』

 

 

 

1967年の自宅録音デモ はアコースティック・ギター伴奏で、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Borrowed Thyme (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

BBCでの放送は1968年12月9日録音・22日放送の Top Gear のものが、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.2 [The BBC Radio Recordings (Volume 2 - Late '68-Late '69)] (CD/2000)』 [?海賊盤]

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention に復帰する直前の1974年2月にデイヴ・スウォーブリック / Dave Swarbrick のヴァイオリンだけの伴奏で歌っているライヴが 、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』 再々発売盤ボーナスCD

 

 

 

シェイラ・パーカー / Sheila Parker をゲストにした1988年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の演奏は 『Fairport Convention : The Cropredy Capers (CD/2004)』 に収録されている.

 

 

 

イギリスとアイルランドのトラディッショナルを発掘したアン・ブリッグズ / Anne Briggs の演奏が、『Anne Briggs : Collection (CD/1999)』 に収録されている.
このCDには、" Go your own way my love [Trad.]" / "Reynardine [Trad.]" / "Willie O'Winsbury (Farewell, farewell の原曲)" / "Blackwaterside [Trad.]" も収録されている.

 

 

 

スーザン・クレイグ・ウィンスバーグ / Susan Craig Winsberg の演奏は、次のCDに収録されている.

 − 『Susan Winsberg : Blackwaterside - Celtic Music on the Silver Flute (CD/1995)』

 

 

 

メアリー・ブラック / Mary Black の演奏は、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Mary Black : Collected (CAS/1984 → CDV/1988)』

 

 

 

オール・アバウト・イヴ / All About Eve の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『All About Eve : All About Eve (CD/1988)』

 

 

 

カーニヴァル・オブ・ソウルズ / Carnival of Souls の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『Carnival of Souls : No Scone Unburned (CD/1999)』
このアルバムでは "Lagan Love (Quiet joys of brotherhood) [Trad. / Words by Richard Fariña]" も演奏している.

 

 

 

ジュディ・コリンズ / Judy Collins の演奏は、次のCD・DVDに収録されている.
 − 『Judy Collins : Live at Wolf Trap (CD/2000・DVD/2001)』

 

 

 

バート・ヤンシュ / Bert Jansch の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『Bert Jansch : Downunder - Live in Australia (CD/2001)』

 

 

 

ジャック・マキシーズ・ペンタングル / Jacqui McShee's Pentangle の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『Jacqui McShee's Pentangle : At The Little Theatre (CD/2003)』

 

 

 

ウエイン・ショーター / Wayne Shorter の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『Wayne Shorter : Alegría (CD/2003)』

 

 

 

ヘイリー・ウェステンラ / Hayley Westenra の演奏は、次のCDに収録されている.
 − 『Hayley Westenra : Odyssey (CD/2005)』

 

5) Meet on the ledge [Richard Thompson] (02:49)

 

 

 

録音月日不明.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター、アコースティック・ギター?)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター、アコースティック・ギター?)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

イアン・マシューズ / Ian Matthews の甘い声とサンディ・デニー / Sandy Denny のハスキーな声のデュエットが魅力.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のカセット・LP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The History Of Fairport Convention (CAS·2LP/1972 → CD-/1991)』
 − 『Fairport Convention : Fairport Chronicles (2LP/1976)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Meet On The Ledge : The Classic Years (1967-1975) (2CD/1999)』
 − 『Fairport Convention : What We Did On Our Holidays - An Introduction to Fairport Convention (CD/1999)』
 − 『Fairport Convention : The Best Of Fairport Convention - 20th Century Masters - The Millennium Collection (CD/2002)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Fairport Convention : Chronicles (2CD/2005)』
 − 『Fairport Convention : Gold (2CD/2008)』

 

 

 

BBCでの放送は2回あり、1968年11月25日録音・12月16日放送の Night Ride はテイプが残されていない.

 

 

 

1968年12月2日録音・8日放送の Stuart Henry Show のものは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』

 

 

 

1978年の解散コンサートのころから "Meet on the ledge" は、フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のコンサートのラストで必ず演奏される曲となる.

 

 

 

1978年5月の解散ツアーでのライヴは、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Farewell, Farewell (LP/1979 → CD/1991)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : Encore, Encore (CD/1997)』

 

 

 

1983年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Boot (2CAS/1984)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : AT2 / The Boot (4CD/2000)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : THEN & NOW 1982-1996 - THE BEST OF Fairport CONVENTION (CD/2004)』

 

 

 

1986年3月12日のライヴは、次のLPに収録されている.
 − 『Fairport Convention : More Live Tonight (LP/1986)』 [×廃盤]

 

 

 

1986年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Other Boot (2CAS/1987)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : The Other Boot / The Third Leg (3CD/2001)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : The Quiet Joys of Brotherhood (2CD+DVD/2004)』

 

 

 

Fairport Convention : In Real Time Live '87 (LP·CD/1987)』 に収録されているものは1987年のライヴ録音のLP・CDのなかで唯一ライヴでない曲.

 

 

 

1990年冬のツアーのバーミンガム・タウン・ホール / Birmingham Town Hall でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : From Cropredy To Portmeirion - 1990 (CD/2002)』
 − 『Fairport Convention : Shines Like Gold (3CD/2003)』
 − 『Fairport Convention : Across The Decades (2CD/2003)』

 

 

 

1991年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Capers (4CD/2004)』

 

 

 

1997年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Box (3CD/1998)』

 

 

 

1998年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のCD・VT・DVDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Cropredy '98 (CD/1999)』 [×廃盤]
 − 『Fairport Convention : BEYOND THE LEDGE (VT/1998 → DVD/2000)』

 

 

 

2002年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Cropredy 2002 - Another Gig - Another Palindrome (2CD/2002)』
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 (2CD/2003)』
 − 『Fairport Convention : Festival Cropredy 2002 (CD/2008)』

 

 

 

2003年のダービー / Derby でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention & Dave Swarbrick : Scrum-Half Bricking - Fairport & Swarb at Derby 2003 - July 2003 (3CD/2003)』 [×限定発売 / 完売]

 

 

 

2003年のカンタベリー / マーロウ劇場でのライヴは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Journeyman's Grace (2CD/2005)』

 

 

 

リック・サンダーズ / Ric Sanders がベスト盤のオープニングのために編曲したヴァージョンは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Fairport unConventioNal (4CD+CD/2002)』

 

 

 

いくつかのヴァージョンのミックスは、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Capers (4CD/2004)』

 

 

 

作曲者リチャード・トンプソン / Richard Thompson のアコースティック・ギターでのライヴ・ヴァージョンは、次のCDに収録されている.
 − 『Richard Thompson : Small Town Romance (LP/1984 → CD/1986 → CD+/1997)』

 

 

 

コンティネンタル・ドリフターズ / Continental Drifters は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny とリチャード・トンプソン / Richard Thompson のカヴァーCD 『Continental Drifters : Listen, Listen (CD/2001)』 でカヴァーしている.

 

6) End of a holiday [Simon Nicol] (01:06)

 

 

 

録音月日不明.
サイモン・ニコル / Simon Nicol ひとりのギター演奏.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のLPに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Fairport Chronicles (2LP/1976)』 [×廃盤]

 

 

 

2003年のカンタベリー / マーロウ劇場でのライヴでは、"Theme from Mash (Suicide is painless)" / "End of a holiday" / "Matty Groves [Trad.]" / "Dirty linen" とのメドレイで演奏され 『Fairport Convention : Journeyman's Grace (2CD/2005)』 に収録されている.

 


 

ボーナス・トラック
13) Throwaway street puzzle [Ashley Hutchings & Richard Thompson] (03:26)

 

 

 

1968年9月3日録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター、メロトロン)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)
 − ピート・ロス (ハーモニカ)

 

 

 

"Meet on the ledge" のB面として発売され、リチャード・トンプソン / Richard Thompson のギターを演奏・録音し直した上でステレオでリミックスされたされたものがリチャード・トンプソン / Richard Thompson の 『Richard Thompson : Guitar, Vocal (2LP/1976 → CD/1986)』 に収録されていたが、再発売CDにボーナス・トラックとして収録された.オリジナル版なのでモノラル.

 

 

 

サイモン・ニコル / Simon Nicol がメロトロンを演奏しているとクレジットされているが、メロトロンらしい音は聴き取れない.

 

 

 

【 メロトロン 】
1970年代前半に多用されたが、現在ではほとんど使われていない楽器.
12トラックのテイプ・レコーダーに "ド" から "シ" までの高さでコーラスやストリングスやブラスを録音しておき、キー・ボードで指定した高さの音だけを再生する楽器.3音まで指定できるので、和音が出せた.
今ならシンセサイザーを使うところだが、当時のシンセサイザーは単音で和音が出せなかったので、メロトロンが多用された.
効果的に使っていたのは、キング・クリムゾン / King Crimson のロバート・フリップや、デイヴ・カズンズ / Dave Cousins のサポートをしながらイエスのキー・ボード・プレイヤーをしていたリック・ウェイクマンや、アル・クーパー / Al Kooper.
キング・クリムゾン / King Crimson はウィンドウッド・プレイヤーがいたが、フルートにはフルートの音色を被せたり、クラリネットにクラリネットの音色を被せる使い方をしていた.
リック・ウェイクマンは、オーケストラやコーラスとして使い、ブラームスの交響曲第5番をひとりで演奏してしまうという凄いことをやっていた.

 

14) You're gonna need my help [McKinley Morganfield & Muddy Waters] (04:07)

 

 

 

ブルーズのシンガー / ギタリストのマディ・ウォーターズ / Muddy Waters をカヴァーしていて、マディ・ウォーターズ / Muddy Waters をオリジナルは次のLP・CDに収録されている.
 − 『Muddy Waters : Folk Singer (LP/19640 → CD/1999)』

 

 

 

 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

1969年2月4日録音・2月9日放送の David Symonds Show (Symonds on Sunday) でこの再々発売盤CDのほかには、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (CAS/1976)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 [?海賊盤]
 − 『Ashley Hutchings : The Guv'nor Vol.1 (CD/1994)』
 − 『Heyday - BBC Radio Sessions 1968-69 (CAS/1976 → LP·CD/1988 → CD+/2002)』 再々発売盤ボーナス・トラック
 − 『Fairport Convention : A lasting Spirit - The Collection (3CD/2005)』

 

 

 

このヴァージョン以外のBBCでは1969年1月6日録音・20日放送の Radio 1 Club があるがテイプは残されていない.

 

15) Some sweet day [Felice & Boudleaux Bryant] (02:32)

 

 

 

 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − イアン・マシューズIan Matthews、ヴォーカル)
 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、リード・ギター)
 − サイモン・ニコルSimon Nicol、リズム・ギター)
 − アシュレイ・ハッチングズAshley Hutchings、ベイス・ギター)
 − マーティン・ランブルMartin Lamble、ドラムズ)

 

 

 

ジ・エヴァリー・ブラザーズ / The Everly Brothers をカヴァーしていて、ジ・エヴァリー・ブラザーズ / The Everly Brothers のオリジナルは、次のLP・CDに収録されている.
 − 『The Everly Brothers : It's Everly Time (LP/1960 → CD/2005 → CDW/2008)』

 

 

 

1968年5月28日録音・6月30日放送の Top Gear があり、次のカセット・LP・CDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (CAS/1976)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Fairport Convention : Heyday - BBC Radio Session 1968-69 (LP·CD/1987 → CD+/2002)』
 − 『Fairport Convention : The Radio Session Chronology - Vol.1 [The BBC Radio Recordings (Volume 1 - 1967-Late 1968)] (CD/2000)』 [?海賊盤]
 − 『Fairport Convention : Live at The BBC (4CD/2007)』

 

 

 

ジュディ・ダイブル / Judy Dyble の時代にも演奏していて、スタジオ録音が、『Ashley Hutchings : The Guv'nor Vol.1 (CD/1994)』 に収録されている.

 


 

アウト・トラック
"Close the door lightly when you go [Eric Andersen]"

 

 

 

1968年7月3日録音.
ラインハルト・ツェルケさん / Mr. Reinhard Zierke をはじめ、これまでの資料にはなかったが、クリントン・ヘイリン / Clinton Heylin さんの 『Clinton Heylin : NO MORE SAD REFRAINS The life and times of Sandy Denny (2000)』 で発見した.この演奏は未発表となっている.

 

 

 

アメリカのソング・ライター / シンガー、エリック・アンダースン / Eric Anderson をカヴァーしていて、エリック・アンダースン / Eric Anderson のオリジナルは、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Eric Andersen : 'Bout Changes & Things (LP/1966 → CD/1992)』
 − 『Eric Andersen : Violets of Dawn (CD/1999)』

 

 

 

BBCは1968年5月28日録音・6月2日放送の Top Gear で、次のカセット・LP・CDに収録されている.
 − 『Heyday - BBC Radio Sessions 1968-69 (CAS/1976 → LP·CD/1988 → CD+/2002)』


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2005年3月7日登録
2008年7月21日更新
2008年8月16日更新