子宮動脈の選択的カテーテル挿入後に造影剤を注入し、撮影をし直ちに塞栓物質の注入をします。塞栓物質にはゼラチンスポンジを使用しています。私はおよそ1900症例のUAE経験、そのほかのIVRの経験、内外の文献などからこのゼラチンスポンジがUAEにもっとも効果をあげることができると考えています。塞栓の程度は筋腫の場合は子宮動脈水平枝までとし、腺筋症の場合もしくは子宮筋腫と腺筋症の合併の場合はもう少し子宮動脈本幹側まで塞栓しています。