Sandy Denny : Like an Old Fashioned Waltz


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1973年1月〜5月にはアメリカ全土でツアーを行ない、ツアー中の5月5日〜7日にはアイランド・レコード / Island Records のアメリカでの発売元であるA&Mレコードのスタジオで4曲録音し、イギリスに戻り8月に残りを録音する.

1974年6月に発売.

 

メンバーは、

 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ、アコースティック・ギター)

 − リチャード・トンプソンRichard Thompson、ギター)
 − ジェリー・ドナヒューJerry Donahue、ギター)
 − ヒュー・バーンズ (Hughie Burns、電気ギター)
 − トレヴァー・ルーカスTrevor Lucas 、アコースティック・ギター)
 − ディズ・ディズレイ (Diz Disley、ギター)
 − ジョン・ラビット=Eバンドリック (John "Rabbit" Bundrick、ピアノ)
 − イアン・アーミット (Ian Arimit、ピアノ)
 − ジーン・ルーセル (Jean Roussel、キーボード)
 − アラン・スキッドモア (Alan Skidmore、サックス)
 − パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)
 − デイヴ・ペグ (Dave Pegg、ベイス・ギター)
 − ダニー・トンプソン (Danny Thompson、アコースティック・ベイス)
 − ジェリー・コンウエイGerry Conway、ドラムズ)
 − デイヴ・マタックス (Dave Mattacks、ドラムズ)
 − ハリー・ロビンソン (Harry Robinson、オーケストラ編曲・指揮)
 − ボブ・リーパー (Bob Leaper、ブラス編曲・指揮)
このLPは曲ごとに演奏者がクレジットされていないので、複数の資料に書かれてあるものをすべて挙げておく.

資料によりクレジットが異なっているが、明らかな間違いを除いて列挙してある.

 

前作までは必ず取り上げていたトラディッショナルやトラディッショナル・スタイル ("Fotheringay [Sandy Denny]"/ "A sailor's life [Trad.]" / "Matty Groves [Trad.]" / "The backs of the Nile" / "Blackwaterside [Trad.]" / "Quiet joys of brotherhood" [Trad. / Words by Richard Fariña]) が姿を消 し、 また 『Fairport Convention : Liege and Lief (LP/1969 → CD/1986 → CD+/2002)』 を除いては必ずカヴァーしていたボブ・ディラン / Bob Dylan ["I'll keep it with mine [Bob Dylan]" / "Si tu dois partir [Bob Dylan]" / "Percy's song [Bob Dylan]" / "Million dollar bash [Bob Dylan]" / "Too much of nothing [Bob Dylan]"/ "Down in the flood [Bob Dylan]" / "Tomorrow is a long time [Bob Dylan]"]のカヴァーがなく、ロックらしいのは "Dark the night" だけで、ジ・インク・スポッツ / The Ink Spots とデューク・エリントン / Duke Ellington の "Whispering grass" [Doris Fisher & Fred Fisher]、ファッツ・ウォーラー / Fats Waller やビリー・ホリデイ / Billie Holiday の "Until the real things comes along" を含めて、1930年代のアメリカン・スタンダードの雰囲気を出している.

 

サンディ・デニー / Sandy Denny はインタヴューで、「ロマンティックな気持ちだったので、旧いハリウッド映画の魔法を掴まえようとした」 と答えている.
数年後、ハリウッド・スター、マリリン・モンロー (Marilyn Monroe、本名ノーマ・ジーン・モーテンセン / Norma Jeane Mortensen) を偲んだエルトン・ジョン / Elton John の "Candle in the wind" をカヴァーし、ヒットさせる.

 

A面
1) Solo [Sandy Denny] (04:24) ※アメリカ録音 / オーヴァー・ダビングはロンドン
2) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (04:09)
3) Whispering grass [Doris Fisher & Fred Fisher] (03:56)
4) Friends [Sandy Denny] (03:31) ※アメリカ録音 (?)
5) Carnival [Sandy Denny] (05:44)


B面
1) Dark the night [Sandy Denny] (04:27)
2) At the end of the day [Sandy Denny] (06:28) ※アメリカ録音
3) Until the real thing comes along [Sammy Cahn, Saul Chaplin & L. E. Freeman] (03:40)
4) No end [Sandy Denny] (06:36) ※アメリカ録音再々発売盤ボーナス・トラック[2005年]


10) At the end of the day (alternate take) [Sandy Denny] (06:28) ※アメリカ録音
11) The King and Queen of England (demo) [Sandy Denny] (03:52)
12) Like an old fashioned waltz (live) [Sandy Denny] (03:55)
13) No end (solo / alternate take) [Sandy Denny] (07:35)


 

A面
1) Solo [Sandy Denny] (04:24)

 

 

 

1973年5月5日〜7日の間に、ロス・アンジェルスのA&Mスタジオで録音され、8月にロンドンでオーヴァー・ダビングされている.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − ジェリー・ドナヒューJerry Donahue、リード・ギター)
 − トレヴァー・ルーカスTrevor Lucas 、アコースティック・ギター)
 − イアン・ホワイトマン (Ian Whiteman、ピアノ)
 − ジーン・ルーセル (Jean Roussel、オルガン)
 − パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)
 − ジェリー・コンウエイGerry Conway、ドラムズ)

 

 

 

リチャード・トンプソン / Richard Thompson のファン・サイトのディスコグラフィー (Richard Thompson Discography) ではリチャード・トンプソン / Richard Thompson がリード・ギターで、『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』 の解説書ではジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue がリード・ギターと書かれている.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、ほとんどのサンディ・デニー / Sandy Denny のベスト盤に収録されている.
 − 『Sandy Denny : The Best Of Sandy Denny (CD/1987)』
 − 『Sandy Denny : Listen, Listen - An Introduction to Sandy Denny (CD/1999)』
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
 − 『Sandy Denny : The Best Of Sandy Denny - 20th Century Masters The Millennium Collection (CD/2002)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』

 

 

 

1973年9月11日録音・25日放送のBBC (Sounds of the Seventies)はサンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノ.テイプが残されていないとされていたが、次のCDに収録されるようになった.
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』

 

 

 

1973年11月14日録音・12月17日放送のBBC Sounds of the Seventies は、サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノにヒュー・バーンズ (Hughie Burns、電気ギター)、パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)、ウィリー・マレイ (Willie Murray、ドラムズ) が伴奏で、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : The BBC Sessions 1971-73 (CD/1997)』 [×準正規盤 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Dark The Night (CD/1996)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Sandy at The BBC (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』
 − 『Sandy Denny : The Best Of The BBC Recordings (CD/2007)』

 

 

 

第8'期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08'] の世界ツアーにサンディ・デニー / Sandy Denny が同行した1974年2月のロス・アンジェルス / トルバトールでのライヴが、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』

 

 

 

1974年5月8日のニュー・ヨーク / マイ・ファーザーズ・プレイスでの第9期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [09] のライヴが、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : My Father's Place (CD/2000)』 [?海賊盤]

 

 

 

同じ月のデンヴァーでのライヴが、次のCDに収録されている.
1セット目のみ収録.
 − 『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 [?海賊盤]
1セット目・2セット目を収録している.
 − 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』
聴き比べると海賊盤が1回目のセットであることがわかった.なお、2回目のセットは "Solo" だけでなくすべての曲がモノラル.

 

 

 

1974年のバーミンガム大学でのライヴが、次のヴィデオに収録
 − 『Fairport Convention : It all comes 'round again (V/ 1987)』 [×廃盤]

 

 

 

1975年2月5日の第9'期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [09'] のオスロでのライヴが、次のCDに収録されている.
 − 『Fairport Convention : Many Ears to Please (CD/2006)』 [△製造元の通販のみ]
なお、このCDはヨーロッパ・ツアーで臨時にドラマーを勤めたポール・ウォーレン / Paul Warren の演奏が記録されている唯一のもの.

 

 

 

最後のコンサートでは1曲目で演奏され、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny and Friends : The Attic Tracks Vol.3 - First and Last Tracks (CAS/1990)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : One Last Sad Refrain (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Gold Dust Live at The Royalty (CD/1998)』
 − 『Sandy Denny : The Collections (CD/2004)』

 

 

 

コンサートから21年を経て発売されたライヴ盤 『Sandy Denny : Gold Dust Live at The Royalty (CD/1998)』 では、アイランド・レコードに保存されていたテイプにトラブルがあり、フィル・パーマー / Phil Palmer とロブ・ヘンドリー / Rob Hendry のギターの替わりにジェリー・ドナヒュー / Jerry Donahue がギターを演奏・録音している.

 

 

 

スー・グローヴァー / Sue Clover は 『Sue Glover: Solo (LP/1976)』 でカヴァーしているが現品を確認できていない.
スー・グローヴァー / Sue Clover は 『Sandy Denny : Rendezvous (LP/1977)』 の "One way donkey ride [Sandy Denny]" にバッキング・ヴォーカルに参加している.

 

 

 

カリン・ケルマン / Carin Kjellman がスウェーデン語に訳して 『Carin Kjellman : Carin Kjellman (LP/1985)』 でカヴァーしているが現品を確認できていない.

 

 

 

リュニ・トレークレム / Lynni Treekrem は "Aleine" のタイトルでノルウェイ語に訳し 『Lynni Treekrem: Tusenfryd (CD/1994)』 でカヴァーしている.
このCDでは、"Rosan e rød (Like an old fashioned waltz) ・"Spindelvev & Savn (What is true)" もカヴァーしている.

 

 

 

フィッシュ / Fish のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Fish : Songs from the Mirror (CD/1993)』
 − 『Fish : Yin (CD/1996)』

 

 

 

第14期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [14] はキャシー・レサーフ / Cathy LeSurf をリード・ヴォーカルに迎え1997年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival でカヴァーしている.
 − 『Fairport Convention : The Cropredy Box (3CD/1998)』
 − 『Fairport Convention : A lasting Spirit - The Collection (3CD/2005)』

 

 

 

イアン・マシューズ / Ian Matthews は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCDでカヴァーしている.
 − 『No Grey Faith : Secrets all Told.. The Songs of Sandy Denny (CD/2000 → CD/2001)』 [×廃盤]

 

 

 

日本の歌手ケイコ・ウォーカー / Keiko Walker のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Keiko Walker : Both Sides Now (CD/2004)』

 

 

 

ベス・ニールセン・チャップマン / Beth Neilsen Chapman がリード・ヴォーカルとピアノで参加した第16期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [16] は2005年のクロップレディ・フェスティヴァル / Cropredy Festival で演奏して、次のCDに収録されている.
 − 『Dave Pegg : A Box of Pegg's (4CD/2007)』

 

 

 

ベス・ニールセン・チャップマン / Beth Neilsen Chapman はデイヴ・ペグ / Dave Pegg の60歳誕生日コンサートで演奏して、次のCDに収録されている.
 − 『Dave Pegg : 60th Birthday Bash (CD/2008)』 [○枚数限定]

 

 

 

ツー・デュオズ / 2duos のカヴァーが、次のCDに収録されている.
 − 『2duos : Until The Cows Come Home (CD/2009)』

 

2) Like an old fashioned waltz [Sandy Denny] (04:09)

 

 

 

1973年8月ロンドンで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − トレヴァー・ルーカスTrevor Lucas 、アコースティック・ギター)
 − デイヴ・ペグ (Dave Pegg、ベイス・ギター)
 − デイヴ・マタックス (Dave Mattacks、ドラムズ)
 − ハリー・ロビンソン (Harry Robinson、オーケストラ編曲・指揮)

 

 

 

2フレイズ目の "And violins play from behind garden walls" という歌詞のところからヴァイオリンの伴奏が始まるというお洒落なことをしている.
インタヴューでもサンディ・デニー / Sandy Denny がそのことを話している.
"Being a romantic at heart, I tried to capture the magic of an old Hollywood movie. Two dancers alone in an enormous deserted ballroom. But where does the orchestra hide? Notice when the strings come in!"

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Listen, Listen - An Introduction to Sandy Denny (CD/1999)』
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
 − 『Sandy Denny : The Best Of Sandy Denny - 20th Century Masters The Millennium Collection (CD/2002)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

別テイクでストリングスがないヴァージョンがある.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]

 

 

 

1973年9月11日録音・9月25日放送のBBC (Sounds of the Seventies)は、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : The BBC Sessions 1971-73 (CD/1997)』 [×準正規盤 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』
 − 『Sandy Denny : The Best Of The BBC Recordings (CD/2007)』

 

 

 

1973年11月14日録音・1974年1月6日放送の Bob Harris Show はテイプが残されていなくて詳細は不明.

 

 

 

第8'期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08'] の世界ツアーにサンディ・デニー / Sandy Denny が同行した1974年2月のロス・アンジェルス / トルバトールでのライヴが海賊盤 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 だけに収録されていたが、このLPの再々発売CDにボーナス・トラックで収録されるようになった.この演奏では、フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の伴奏はなく、サンディ・デニー / Sandy Denny のピアノだけの伴奏.

 

 

 

1974年5月8日のニュー・ヨーク / マイ・ファーザーズ・プレイスでの第9期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [09] のライヴが海賊盤 『Fairport Convention : My Father's Place (CD/2000)』 だけにしか収録されていない.

 

 

 

同じ月のデンヴァーでのライヴが海賊盤 『Fairport Convention : Sandy's Lament (CD/1999)』 だけに収録されていたが、2002年に 『Fairport Convention : Before The Moon (2CD/2002)』 に収録されている

 

 

 

ベルギーのルートヴィヒ・ルイス・ニーフス / Louis Neefs が "Ik kan nooit zonder jou" のタイトルでオランダ語に訳してカヴァーし、次のLP・CDに収録されている.
 − 『Louis Neefs : Nooit Zonder Jou (LP/1979 → CD/1993)』 [×廃盤]
 − 『Louis Neefs : Het Beste van Louis Neefs (2CD/2004)』 [×廃盤]

 

 

 

エミルー・ハリス / Emmylou Harris のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Emmylou Harris : White Shoes (CD/1983)

 

 

 

リュニ・トレークレム / Lynni Treekrem が "Rosan e rød" のタイトルでノルウェイ語に訳してカヴァーし、次のCDに収録されている.
 − 『Lynni Treekrem : Tusenfryd (CD/1994)』 [△]
このCDでは、"Aleine (Solo)" / "Spindelvev & Savn (What is true)" もカヴァーしている.
このCDは、日本・アメリカ・イギリス・ドイツの通販サイトでは見つけることができなかったが、ノルウエイの通販サイトでは販売されている.

 

 

 

トゥーリド・ペデルセン / Turid Pedersen が "God Gammeldags Vals" のタイトルでノルウェイ語に訳してカヴァーし、次のCDに収録されている.
 − 『Turid Pedersen : Ensomhet I Lag (CD/2000)』 [×廃盤]
なお、現品を確認できていない.

 

 

 

リザ・オケイン / Lisa O'Kane のカヴァーは、次のCDに収録されている.
 − 『Lisa O'Kane : Am I Too Blue (CD/2001)』

 

 

 

ヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCDでカヴァーしている.
 − 『Vikki Clayton : It Suits Me Well - Songs of Sandy Denny (CD/1994 → CD+/1998)』

 

3) Whispering grass [Doris Fisher & Fred Fisher] (03:56)

 

 

 

1973年8月ロンドンで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − ディズ・ディズレイ (Diz Disley、ギター)
 − イアン・アーミット (Ian Armit、ピアノ)
 − ダニー・トンプソン (Danny Thompson、アコースティック・ベイス)
 − デイヴ・マタックス (Dave Mattacks、ドラムズ)
 − ボブ・リーパー (Bob Leaper、ブラス編曲・指揮)

 

 

 

デューク・エリントンとジ・インク・スポッツ / The Ink Spots のスタンダード.

 

 

 

ディズ・ディズレイ / Diz Disley とイアン・アーミット / Ian Armit はジャズ畑のミュージシャン.ザ・ペンタングル / The Pentangle のダニー・トンプソン / Danny Thompson とフェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention のデイヴ・マタックス / Dave Mattacks も出身はジャズ畑.
リチャード・トンプソン / Richard Thompson のディスコグラフィーではリチャード・トンプソン / Richard Thompson がアコースティック・ギターを弾いていると書いているが、明らかに間違っている.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の編集盤とサンディ・デニー / Sandy Denny のベスト盤に収録されている.
 − 『Fairport Convention : Tour Sampler (LP/1975)』 [×廃盤]
 − 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』
 − 『Sandy Denny : The Collections (CD/2004)』

 

 

 

1973年11月14日録音・12月17日放送のBBC Sound of the Seventies は、サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノにヒュー・バーンズ (Hughie Burns、電気ギター)、パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)、ウィリー・マレイ (Willie Murray、ドラムズ) が伴奏で、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : The BBC Sessions 1971-73 (CD/1997)』 [×準正規盤 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Dark The Night (CD/1996)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Sandy at The BBC (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』

 

4) Friends [Sandy Denny] (03:31)

 

 

 

1973年5月5日〜7日の間にロス・アンジェルスのA&Mスタジオで録音、もしくは、1973年8月にロンドンで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − ジェリー・ドナヒューJerry Donahue、リード・ギター)
 − トレヴァー・ルーカスTrevor Lucas 、アコースティック・ギター)
 − パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)
 − デイヴ・マタックス (Dave Mattacks、ドラムズ)
 − ハリー・ロビンソン (Harry Robinson、オーケストラ編曲・指揮)

 

 

 

録音年月・場所については、クリントン・ヘイリン / Clinton Heylin さんの資料では5月にアメリカで、ジョー・ボイド / Joe Boyd とトレヴァー・ルーカス / Trevor Lucas が編集した追悼盤 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』 では8月にロンドンとなっている.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、サンディ・デニー / Sandy Denny のベスト盤に収録されている.
 − 『Sandy Denny : Who Knows Where The Time Goes? (4LP/1986 → 3CD/1991 → 3CD+CD/2009)』
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』

 

5) Carnival [Sandy Denny] (05:44)

 

 

 

1973年8月にロンドンで録音.
クレジットは不明だが、聴いた限りでは "Friends" と同一だと思われるが、あくまで推測である.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、サンディ・デニー / Sandy Denny のベスト盤に収録されている.
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』

 

 

 

1968年の自宅でのデモ録音 が残されている.
 − 『Sandy Denny and Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Borrowed Thyme (CD/199?)』 [?海賊盤]

 


 

B面
1) Dark the night [Sandy Denny] (04:27)

 

 

 

1973年8月ロンドンで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − ヒュー・バーンズ (Hughie Burns、リード・ギター)
 − トレヴァー・ルーカス? (Trevor Lucas ?、アコースティック・ギター)
 − ジョン・ラビット=Eバンドリック (John "Rabbit" Bundrick、電気ピアノ)
 − パット・ドナルドソン? (Pat Donaldson?、ベイス・ギター)
 − デイヴ・マタックス? (Dave Mattacks?、ドラムズ)

 

 

 

このアルバムでは、唯一アップ・テンポでロックらしい曲.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、サンディ・デニー / Sandy Denny のベスト盤に収録されている.
 − 『Sandy Denny : Listen, Listen - An Introduction to Sandy Denny (CD/1999)』

 

 

 

BBCは1973年11月14日録音・12月17日放送の Sound of the Seventies で、サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノにヒュー・バーンズ (Hughie Burns、電気ギター)、パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)、ウィリー・マレイ (Willie Murray、ドラムズ) が伴奏.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : The BBC Sessions 1971-73 (CD/1997)』 [×準正規盤 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Dark The Night (CD/1996)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : Sandy at The BBC (CD/199?)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』

 

2) At the end of the day [Sandy Denny] (06:28)

 

 

 

1973年5月5日から7日の間、アメリカA&Mスタジオで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − ジェリー・ドナヒュー? (Jerry Donahue?、リード・ギター)
 − デイヴ・ペグ? (Dave Pegg?、ベイス・ギター)
 − デイヴ・マタックス? (Dave Mattacks?、ドラムズ)
 − ハリー・ロビンソン (Harry Robinson、オーケストラ編曲・指揮)

 

 

 

このLPのヴァージョンはこのLPだけにしか収録されていない.

 

 

 

別テイクでストリングズ抜きヴァージョン があり、このLPの再々発売盤ボーナス・トラック以外に次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

スーザン・カウシル / Susan Cowsill とエリック・ジョンソン / Eric Johnson によるカヴァーは 『Various Artists : True Voices (CD/1990)』 に収録されているが、現品は確認できていない.

 

3) Until the real thing comes along [Sammy Cahn, Saul Chaplin & L.E. Freeman] (03:40)

 

 

 

1973年8月ロンドンで録音.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル)
 − ディズ・ディズレイ (Diz Disley、ギター)
 − イアン・アーミット (Ian Armit、ピアノ)
 − ダニー・トンプソン (Danny Thompson、アコースティック・ベイス)
 − デイヴ・マタックス (Dave Mattacks、ドラムズ)
 − ボブ・リーパー (Bob Leaper、ブラス編曲・指揮)

 

 

 

ビリー・ホリデイ / Billie Holiday のヒット曲だが、サンディ・デニー / Sandy Denny は小さいときに聴いたファッツ・ウォーラー / Fats Waller の演奏が気に入っていたそうだ.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : The Collections (CD/2004)』
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』

 

 

 

BBCは1973年11月14日録音・12月17日放送の Sound of the Seventies で、サンディ・デニー / Sandy Denny のヴォーカルとピアノにヒュー・バーンズ (Hughie Burns、電気ギター)、パット・ドナルドソンPat Donaldson、ベイス・ギター)、ウィリー・マレイ (Willie Murray、ドラムズ) の伴奏にブラスが加わっている.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : The BBC Sessions 1971-73 (CD/1997)』 [×準正規盤 / 完売]
 − 『Sandy Denny : Dark The Night (CD/1996)』 [?海賊盤]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』
 − 『Sandy Denny : Live at The BBC (3CD+DVD/2007)』

 

4) No end [Sandy Denny] (06:36)

 

 

 

1973年5月5日〜7日の間に、ロス・アンジェルスのA&Mスタジオで録音.

 

 

 

このLPのヴァージョンは、次のCDに収録されている.
 − 『Sandy Denny : Listen, Listen - An Introduction to Sandy Denny (CD/1999)』
 − 『Sandy Denny : No More Sad Refrains - The Anthology (2CD/2000)』
 − 『Sandy Denny : The Music Weaver Sandy Denny Remembered (2CD/2008)』

 

 

 

ヴォーカル、ピアノ、ベイス・ギター、ドラムズだけのヴァージョンの録音も確認はされているが未発表.

 

 

 

1972年12月3日にウォルサムストウ・アセンブリー・ホール / Walthamstow assembly Hall でのデモ でピアノの弾き語りがあり、このLPの再々発売盤ボーナス・トラック以外に次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny and Friends : The Attic Tracks Vol.1 (CAS/1987)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny, Trevor Lucas and Friends : The Attic Tracks 1972-1984 (CD/1995)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

 

 

ヴィッキ・クレイトン / Vikki Clayton は全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCDでカヴァーしている.
 − 『Vikki Clayton : It Suits Me Well - Songs of Sandy Denny (CD/1994 → CD+/1998)』

 

 

 

オランダの歌手リンデ・ニルランド / Linde Nijland は、全曲がサンディ・デニー / Sandy Denny のカヴァーCD (正規盤) でカヴァーしている.
 − 『Linde Nijland : Linde Nijland sings Sandy Denny (CD/2003 → CD/2007)』

 


 

ボーナス・トラック
10) At the end of the day (alternate take) [Sandy Denny] (06:28)

 

 

 

B面2曲目 "At the end of the day [Sandy Denny]" の 別テイクで、ストリングスがオーヴァー・ダビングされなかったヴァージョン.
 − サンディ・デニー (Sandy Denny、ヴォーカル、ピアノ)
 − ジェリー・ドナヒュー? (Jerry Donahue?、リード・ギター)
 − デイヴ・ペグ? (Dave Pegg?、ベイス・ギター)
 − デイヴ・マタックス? (Dave Mattacks?、ドラムズ)
 − ハリー・ロビンソン (Harry Robinson、オーケストラ編曲・指揮)

 

 

 

このLPの再々発売盤ボーナス・トラック以外に、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny & Trevor Lucas : The Attic Tracks Vol.4 - Together Again (CAS/1994)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

11) The King and Queen of England (demo) [Sandy Denny] (03:52)

 

 

 

1974年の自宅録音デモ.

 

 

 

次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny and Friends : The Attic Tracks Vol.1 (CAS/1987)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny, Trevor Lucas and Friends : The Attic Tracks 1972-1984 (CD/1995)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』

 

12) Like an old fashioned waltz (live) [Sandy Denny] (03:55)

 

 

 

第8'期フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention [08'] の世界ツアーにサンディ・デニー / Sandy Denny が同行した1974年2月のロス・アンジェルス / トルバトールでのライヴ.

 

 

 

フェアポート・コンヴェンション / Fairport Convention の伴奏はなく、サンディ・デニー / Sandy Denny のピアノだけの伴奏.

 

 

 

海賊盤 『Fairport Convention : From Past archives (CD/1992)』 だけに収録されていたが、このLPの再々発売CDにボーナス・トラックで収録されるようになった.

 

13) No end (solo / alternate take) [Sandy Denny] (07:35)

 

 

 

B面4曲目 "No end [Sandy Denny]" の1972年12月3日にウォルサムストウ・アセンブリー・ホール / Walthamstow assembly Hall でのピアノの弾き語り.

 

 

 

このLPの再々発売盤ボーナス・トラックのほかには、次のカセット・CDに収録されている.
 − 『Sandy Denny and Friends : The Attic Tracks Vol.1 (CAS/1987)』 [×限定発売 / 完売]
 − 『Sandy Denny, Trevor Lucas and Friends : The Attic Tracks 1972-1984 (CD/1995)』
 − 『Sandy Denny : A Boxful of Treasures (4CD+CD/2004)』


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2005年9月19日一部登録
2006年4月29日登録
2008年8月23日更新

2010年1月19日訂正(A面とB面の曲目)